1993 Fiscal Year Annual Research Report
ウェーハ積層構造型・超並列ハードウェア構成方式に関する研究
Project/Area Number |
05219206
|
Research Institution | Japan Advanced Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
堀口 進 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (60143012)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
丹野 州宣 山形大学, 工学部, 助教授 (40007018)
横田 治夫 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教授 (10242570)
|
Keywords | マルチプロセッサシステム / 超並列システム / WSIシステム / ハードウェア・アーキテクチャ / 3次元構造コンピュータ / 再構成アーキテクチャ |
Research Abstract |
近年、最先端科学技術分野では高性能コンピュータを用いて新しい研究成果を得るようになってきた。しかしながら、大規模な問題に対しては膨大な計算時間と巨大なメモリ空間が必要となり、多数のプロセッサで構成される超並列コンピュータが最先端科学技術の基盤技術の1つとして注目されている。>本研究では、100万個規模のプロセッサより構成される超並列コンピュータを大口径ウェーハの積層構造化により実現する超並列ハードウェア構成方式について研究してきた。100万個規模のプロセッサ間結合は、実用的には局所情報のみを用いた分散・協調メカニズムにより自律再構成されなければならない。そこで、プロセッサ結合方式として格子型結合を採用し、WSI技術による2次元マルチプロセッサアレーの自律的再構成方について詳しく検討した。その結果、20×20程度規模のシステムに対して高い自律再構成率が得られることが明かになった。しかしながら、それ以上の規模では、冗長プロセッサを有するシステムをウェーハ上に構成してもシステムとして動作しないことも明かになった、そこで、階層構造の冗長方式を提案し、大規模アレイプロセッサの再構成の実現の可能性を示した。>また、100万個規模のプロセッサからなる超並列コンピュータをウェーハ積層構造に拡張したウェーハ積層構造型超並列ハードウェア構成方式について研究を行った。10×10×10程度の3次元構造アレイプロセッサまでは、冗長構成アーキテクチャにより実現の可能性を示した。しかしながら、超並列システムでのウェーハ間結合、自律故障診断法やプロセッサ間のスイッチ制御などの実用上の問題に対する検討が十分でなく、実装方式も考慮した研究が非常に重要である。
|
-
[Publications] 當山孝義: "PRAMモデルによる並列GCDアルゴリズム" 平成5年度電気関係学会北陸支部連合大会. E22. 273 (1993)
-
[Publications] 池田靖: "並列レイトレーシング法による動画生成の負荷分散" 平成5年度電気関係学会北陸支部連合大会. E86. 337 (1993)
-
[Publications] 沼田一成: "格子型マルチプロセッサの自律再構成法" 電気情報通信学会論文誌D-I. vol.J76-D-I. 531-540 (1993)
-
[Publications] Susumu Horiguchi: "“Parallel Processing of Incremental Ray Tracing on a Shared-Memory Multiprocessor"" The Visual Computer. Vol.9 No.7. 371-380 (1993)
-
[Publications] 堀口進: "超並列マシン" 日本機械学会 計算力学講演会論文集. 102. (1993)