1994 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
05243104
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
野村 亨 東京大学, 原子核研究所, 教授 (60087393)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
池田 清美 新潟大学, 理学部, 教授 (40011548)
永井 泰樹 東京工業大学, 理学部, 教授 (80028240)
佐藤 勝彦 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (00111914)
大塚 孝治 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (20201379)
石原 正泰 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (40013396)
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Keywords | 短寿命核ビーム / 天体核物理 / 超新星 / 元素合成 / 状態方程式 / 不安定の構造と反応 / 中性子過剰核 |
Research Abstract |
本研究の主な目的は、重点領域研究「短寿命核ビームの科学」の評価、調整、普及にある。平成6年度は4年次計画の2年次に当たるため、各研究班の研究状況を調査・評価し、研究会等を開催してその円滑な進展を促進することを重視して、下記のような活動を行なった。 (1)総括班会議 平成6年9月と平成7年1月に開催し、研究状況の評価・調整をはかるとともに、これまでの研究成果をまとめた。また、来年度の研究目標について検討した。 (2)研究会 ア)「短寿命核ビームの科学`94」を平成7年1月7-11日の五日間、東大原子核研究所において、以下の主題で開催した:(i)総括班活動報告-研究状況・成果報告と総括-、(ii)短寿命核ビームの生成及び関連技術、(iii)短寿命核ビームによる物質科学の研究、(iv)天体核物理学-超新星、誕生時中性子星、元素合成、状態方程式等-、(v)不安定核(特に中性子過剰核)の構造と反応。出席者は約180名であった。研究会報告を発行する予定である。 イ)天体核物理学の冬の学校を平成7年2月に開催した。出席者は講師、学生等約40名であった。 (3)公開シンポジウム 「原子核が開く極限の世界`95」と題するシンポジウムを平成7年2月に開催した。これは、昨年度同時期に開催し好評を得たものの継続で、本年度も、本重点領域研究に密接に関わる4つのテーマを原子核物理、宇宙物理、物質科学から選び、講演と自由討論を行った。出席者は一般市民、高校生、大学生らで約200名であった。 (4)ニュースレターの発行 本重点領域研究の研究課題や進展状況等の周知をはかるため、4度にわたり発行した。
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Research Products
(7 results)
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[Publications] T.Nomura: "Simple On-Line Melhod of Measuring the Absolute Ionuzation Efficiency of an Ion Source" Nucl.Instr.Meth.in Physics Research B. 93. 492-498 (1994)
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[Publications] T.Nakamura: "Coulomb Dissociation of a Halo Nucleus ^<11>Be at 72A MeV" Phys.Lett.B. 331. 296-301 (1994)
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[Publications] Y.Nagai: "New Measurement of the ^<12>C(n,γ)^<13>C Reaction Cross Section" Astrophys.Journ.422. 912-916 (1994)
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[Publications] T.Otsuka: "Neutron Halo Effect on Direct Neutron Capture and Photodisintegration" Phys.Rev.C. 49. R2289-R2292 (1994)
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[Publications] Ka-Hae Kim: "Transfer and Fusion Reactions of Unstable Nuclei" Phys.Rev.C. 50. R556-R570 (1994)
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[Publications] 白壁義久: "表面電離型イオン源におけるビームバンチングとその応用" 日本物理学会誌. 49. 653-656 (1994)
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[Publications] M.Ishihara: "Heavy-Ion Reactions with Neutron-Rich Beams" World Scientific(Singapore), 306 (1994)