1996 Fiscal Year Annual Research Report
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05246103
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| Research Institution | The University of Tokyo |
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Principal Investigator |
秋山 守 東京大学, 工学系研究科, 名誉教授 (60010732)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮崎 慶次 大阪大学, 大学院工学研究科, 教授 (40029202)
成合 英樹 筑波大学, 構造工学系, 教授 (70134210)
井上 晃 東京工業大学, 大学院総合理工学研究科, 教授 (20016851)
飯田 嘉宏 横浜国立大学, 大学院工学研究科, 教授 (90005299)
藤井 直之 名古屋大学, 理学部, 教授 (60011631)
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| Keywords | 蒸気爆発 / 火山爆発 / 原子炉事故 / 非平衡 / エネルギー変換 |
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| Research Abstract |
本重点領域研究では、蒸気爆発現象に係わる問題を整理して(1)蒸気爆発の発生環境、(2)蒸気爆発の素過程、(3)超高速非平衡熱流体科学、(4)蒸気爆発現象の評価法の4つの主要研究題目を設定し、これに対応した4つの研究班を組織して研究を進めている。本総括班は各研究班の連携の強化と研究の一層の充実を図るため、計3回の総括班会議と他の適当な機会を捉えての打ち合わせなどを通して各研究班の研究状況・研究計画に関する情報交換と検討を行い、また、研究の評価、共通研究装置の効率的運用の検討と研究会の企画・開催を行った。各研究分担者や関連する研究者にこのような情報を周知し意見交換の場とするべく、ニュースレターを発行した。
昨年度の重点領域研究研究成果とその報告を基に平成8年4月に2日間にわたり研究成果報告会を開催し、活発な討論を行った。平成8年7月には静岡県伊豆高原において第3回目の「原子力安全と蒸気爆発」セミナーを開催し、3日間にわたり現状の分析、研究戦略の策定、国際協力の在り方などについて意見を交換した。平成8年11月には伊豆大島の日本火山学会において「爆発的噴火の動力学」というシンポジウムを企画・開催し、本重点領域研究のメンバーと火山学者の間で有意義な討論を行った。また、平成8年10月と12月に「蒸気爆発のシナリウム」に関する研究会を開催した。平成9年2月には東京で2日間にわたり平成8年度の研究成果報告会を開催した。
平成9年度に総合的な成果取りまとめを行うこととし、この科研究費補助金の申請を行った。平成9年5月には本重点域研究の成果取りまとめの一環として仙台で国際セミナーを開催することとし、この企画立案と準備を行った。
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