1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
05301052
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
荻野 綱男 東京都立大学, 人文学部, 助教授 (00111443)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田原 広史 大阪樟蔭女子大学, 学芸学部, 助教授 (30207211)
沢木 幹栄 信州大学, 人文学部, 教授 (20110116)
熊谷 康雄 国立国語研究所, 主任研究官 (30215016)
井上 史雄 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (40011332)
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Keywords | GLAPS / アンケートデータ集計 / ソフトウェア / パソコン |
Research Abstract |
1. 研究会の開催 新潟で、研究打ち合わせ会を1回開催し、それぞれの人のGLAPS利用上の諸問題やさまざまなノウハウを話し合った。その結果、それぞれの分担者ごとにGLAPSの利用方法が異なり、それぞれの利用方法にしたがって各自のノウハウが蓄積されていることがわかった。 この打合せの結果、GLAPSのエラーメッセージの問題などが指摘され、報告書に書くべき内容も固まってきた。 2. 方言データ分析 各分担者が、GLAPSを用いて方言データの分析を行なった。多数の初心者学生にGLAPSを使わせたりして、GLAPSの普及のノウハウなどが話し合われた。 3. 報告書の執筆 今までの3年間に話し合われてきた内容を基に、報告書を執筆した。 GLAPSのエラーメッセージについて、GLAPSをとりまくパソコン環境の現状について、私のGLAPSの使い方、データチェックプログラムdcheckの考え方と使用法、学生諸君との共同のデータ分析のしかた、GLAPSの応用プログラムについて、グラフ作成プログラムOBIの考え方と使用法、GLAPSによるデータ処理と有意差検定、などが記述されている。
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[Publications] 荻野綱男: "パソコン利用の現状と課題-言語行動・社会言語学-" 日本語学. 7月臨増. 74-81 (1995)
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[Publications] 井上史雄: "パソコン利用の現状と課題-方言-" 日本語学. 7月臨増. 63-73 (1995)
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[Publications] 荻野綱男: "大阪方言話者の移住による言語変容" 関西方言の社会言語学. (単行本). 178-200 (1995)