1993 Fiscal Year Annual Research Report
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05302007
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| Research Institution | The University of Tokyo |
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Principal Investigator |
谷島 賢二 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (80011758)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩崎 敷久 京都大学, 理学部, 教授 (70027374)
田村 英男 茨城大学, 理学部, 教授 (30022734)
村田 実 熊本大学, 理学部, 教授 (50087079)
一瀬 孝 金沢大学, 理学部, 教授 (20024044)
井川 満 大阪大学, 理学部, 教授 (80028191)
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| Keywords | スペクトル理論 / 散乱理論 / 数理物理 / 偏微分方程式 / 非線型偏微分方程式 |
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| Research Abstract |
スペクトル・散乱理論は数学の多くの分野に現れる問題であるが,特に,数理物理学あるいは偏微分方程式論において重要である。そこで,スペクトル・散乱の一般理論,及びそれに関連する数理物理学あるいは線形及び非線形偏微分方程式論に関する以下の研究集会を開催し,上記研究課題「スペクトル・散乱理論の総合的研究」に関する研究者の研究交流を深め,その研究の進展をはかった。
1.偏微分方程式集中セミナー(平成5年7月27日-30日,於 鳥取大学教養部)
2.研究集会「微分方程式と数理物理」(平成5年11月26日-28日,於 館山市,「いこいの村たてやま」)
3.研究会「半線形波動方程式の解の挙動」(平成5年12月19日-20日,於 東京都立大学理学部)
4.研究集会「第9回松山キャンプ」(平成6年1月4日-8日,於 愛媛大学工学部)
5.「非線形偏微分方程式研究会」(平成6年1月7日-8日,於 東京都,中央大学駿河台記念館)
6.「鎌倉における偏微分方程式研究集会」(平成6年2月5日-6日,於 鎌倉市,厚生年金鎌倉荘)
また,同じ目的を達成するため次の研究集会の参加者に対して旅費あるいは謝金によって研究援助を行った。
7.研究集会「スペクトル理論とその周辺」(平成5年11月8日-10日,於 京都大学数理研)
8.研究集会「微分方程式の総合的研究」(平成5年12月21日-23日,於 東京都,東京電機大学工学部)
他に,研究代表者,分担者あるいは研究協力者の上記課題の研究に関する研究連絡のための旅費の補助を行った。
これらの研究集会などにおける研究交流を通して,スペクトル・散乱理論一般とその各分野への応用など,この理論に関する総合的理解が深められ,上記課題の研究が大きく進展し,多くの需要な研究成果が得られた。
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[Publications] 井川 満: "On scattering by two degenerate convex bodies" Advanced Studies in Pure Mathematics. 23. (1994)
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[Publications] 一瀬 孝: "Path integral for the Dirac equation" Sugaku expositions AMS. 6. 15-31 (1993)
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[Publications] 村田 実: "Uniform restricted parabolic Harnack inequality,...." Springer Lecture Notes in Mathematics. 1540. 277-288 (1993)
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[Publications] 田村英男: "Scattering theory for N-particle systems with Stark effect" Publ.RIMS,Kyoto University. 29. 869-884 (1993)
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[Publications] 大鍛治 隆: "Equations of evolution on the Heisenberg group II" Journal of Math,Kyoto Univ. 33. 973-988 (1993)
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[Publications] 小園英雄: "Two dimensional Navier-Stokes flow in unbounded domain" Mathematische Annalen. 297. 1-31 (1993)
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[Publications] 谷島賢二: "物理数学入門" 東京大学出版会, 380 (1994)
