1993 Fiscal Year Annual Research Report
21世紀における医学教育のあり方に関する総合的研究
Project/Area Number |
05306008
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
鈴木 章夫 東京医科歯科大学, 医学部, 医学部長 (40090584)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
紀伊國 献三 東京女子医科大学, 客員教授 (10114068)
開原 成允 東京大学, 医学部付属病院, 中央医療情報部長 (30010234)
若狭 治毅 福島県立医科大学, 学長 (30004568)
小野 啓郎 大阪大学, 医学部, 医学部長 (70028330)
黒川 高秀 東京大学, 医学部, 医学部長 (90010298)
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Research Abstract |
本年度は、21世紀の医学・医療と医師養成のあり方について、(1)21世紀の医学・医療のあるべき姿、(2)医療需要と供給見通し、(3)医師養成のあり方をテーマとして研究を進めてきた。 具体的には、研究組織の中にワーキンググループを設け、医学教育や医療の現状に関する資料の収集及び諸外国を含む医師需要の状況に関する調査などを行い、挙がってきた個々の論点についてグループ内で担当者を決めて検討・分析してきた。その間、ワーキンググループの会合を10回開き、各担当者からそれぞれの分担に係る論点についての検討・分析状況について報告を受け、それをもとに意見交換を行った。そして、ワーキンググループにおける検討の進捗状況に応じて、数回にわたって研究分担者による全体会議を開催し、本研究の本来の目的に基づき、広い視野から、問題点の整理や以後の研究の方向性について討論を行ってきた。 今後は、これまでの討論を踏まえ、医学教育のあり方や医師の需要の面等に重点を置きつつ、個々の論点についてさらに掘り下げて研究を進めていくとともに、平成6年度の研究テーマであるカリキュラムの改善、国際化への対応、大学院のあり方、卒後生涯教育体制等の観点からの研究につなげていくこととしている。 報告については、2年度間の研究成果に基づき、まとめる予定である。 なお、本年度の会議開催状況は、次のとおりである。 全体会議 計5回 (平成5年9月21日〜平成6年3月23日) ワーキンググループ 計10回(平成5年6月25日〜平成6年3月22日)
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