短期大学における大学改革と18歳人口急減期への対応に関する調査

1993 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 05306018
• Research Institution: Toyoko Gakuen Women's College
• Principal Investigator: 高鳥 正夫 東横学園女子短期大学, 学長 (90050955)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 和野内 崇弘 静修短期大学, 学長 (10070129) ; 舘 昭 学位授与機構, 教授 (50116282) ; 坂田 正二 呉女子短期大学, 学長 (50089075) ; 今野 雅裕 埼玉大学, 大学院・政策科学研究科, 助教授 (50241922) ; 小林 雅之 放送大学, 教養学部, 助教授 (90162023)
• Keywords: 短期大学における大学改革の推進状況に関する調査 / 短期大学における18歳人口急減期への対応に関する調査

Research Abstract

平成5年度の研究実施計画に従い、短期大学教育に関するこれまでの文献等を整理、分析し、調査研究の目標を定めるとともに、それに基づいて、短期大学における大学改革の推進状況に関する調査及び短期大学における18歳人口急減期への対応に関する調査の実施方法を具体的に検討するとともに、全短期大学を対象に実施する大学改革の推進状況に関する調査について、カリキュラム改革、学習機会の多様化、生涯学習への対応、自己点検・評価の実施状況等にわたり、調査内容を具体的に検討し、まず調査票の項目策定のために行う短期大学インタビュー調査の予備調査項目を作成した。
【.encircled1.】研究の進め方については、調査(予備、全短大アンケート、集約)の実施を軸に、既存調査・データの分析と文献研究を並行して行い、改革の現状把握に加え、歴史的な制度・役割の変化・国際的動向についても検討する。また、研究の重点を、短大の意識と役割を「what」と「how」の両面から明らかにすることに置き、その際、短大全体の共通性とともに、短大のタイプによる違いに十分配慮することとした。【.encircled2.】調査の実施については、ア.予備調査(平成6年度春に実施)=「全短大アンケート調査」並びに「集約調査」の調査方針及び調査票の項目策定のために行う短大訪問インタビュー調査、イ.全短大アンケート調査(平成6年夏に項目確定、秋に実施)=全短大を対象としたアンケート調査。教育改革の状況についての質問を主軸とするが、18歳人口減少等の社会変化への対応に関する質問も組み込む。ウ.集約調査(平成7年春に実施)=短大タイプ別の違いを考慮した、インタビュー調査とアンケート調査も組み合わせた集約調査。調査対象については、短大当事者(経営者/教員/職員/学生)だけでなく、進学関係者(高校生/高校教員/父兄)、卒業生、雇用者、行政関係者などについても加えるべく考慮することとした。