1995 Fiscal Year Annual Research Report
巨大企業体制の地方分散に関する実証的研究-トヨタの北海道進出を中心に
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05451034
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| Research Institution | KUSIRO PUBLIC UNIVERSITY OF ECONOMICS |
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Principal Investigator |
村上 文司 釧路公立大学, 経済学部, 教授 (40210017)
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| Keywords | 巨大企業 / トヨタ / 別会社(分社) / 北海道庁 / 北海道機械工業会 / 育成・支援事業 / 地元企業 / 進出企業 |
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| Research Abstract |
平成7年度は、これまでの調査の結果を踏まえ、学会報告で、一部、その成果を公表するとともに、関連諸機関で最終的な補足調査を行い、調査報告書の執筆に着手した。
具体的には、次の通りである。
(1)学会報告:第43回北海道社学会大会(平成7年6月10日〜11日、北海道教育大学旭川校)で「巨大企業の地方分散-トヨタの九州・北海道進出を中心に」をテーマに、一部、これまでの調査結果を基にその成果を報告した。
(2)補足調査:特に、北海道でのトヨタの動き、北海道の側の動きを中心に、補足調査として現状把握を行った。
(3)報告書執筆:以上の補足調査の結果を加えた過去3年間の調査結果を踏まえて、報告書の執筆に着手した。
報告書の概要:トヨタ北海道進出を、巨大企業の地方分散の事例として位置づけ、一方で、トヨタと別会社として発足したトヨタ自動車北海道の動きを中心に、新会社・新工場の設立の経緯を明らかにするとともに、他方で、進出を受け入れた北海道の側の動きを中心に、道や機械工業会が行った地元企業の参入支援・育成事業の展開や進出企業の動向、いすゞ・トヨタへの道内企業の参入の現状を明らかにした。
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