1994 Fiscal Year Annual Research Report
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05451100
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| Research Institution | HOKKAIDO UNIVERSITY OF EDUCATION |
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Principal Investigator |
相内 俊一 北海道教育大学, 教育学部・岩見沢校, 助教授 (90113505)
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| Keywords | 立候補過程 / 女性の政治参加 / 政治参加 |
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| Research Abstract |
第1年度に立候補者を対象に実施した質問票調査の分析を進めた。質問票での回答の不明箇所について、できる限り面接、電話等による確認を行なった。回答結果を、主としてSPSS(統計分析プログラム)を利用して分析し、立候補を可能にした要因群、立候補を促進した要因群、立候補を決意した要因群の発見を進めた。
女性候補を育成・支援する集団や組織について資料収集を進めたが、政党再編の大きな動きの中で、これらの組織も政党に取り込まれる傾向があり、協力を得ることが極めて困難であった。各組織は、次回の選挙に向けて組織原理や方針について外部に明らかにしようとしない傾向を強めている。
政党再編の動きは、政党内部の組織的な分裂と、従来の選挙推進機構の機能停止をもたらす傾向にあり、ここでも資料収集が困難であった。しかし、旧日本新党、日本社会党などの元選挙担当責任者等から貴重な資料提供を受け、今後の研究の基盤を作ることができた。ただし、現職議員に関る事項が多く、これらの部分に関しては直ちに公表することを差し控える。
発表の形式について慎重に検討した上で、1年以内に学術雑誌に成果を発表する。
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