1994 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
05452162
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Research Institution | Ibaraki University |
Principal Investigator |
岡田 養二 茨城大学, 工学部, 教授 (90007774)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永井 文秀 茨城大学, 工学部, 助手 (50007639)
近藤 良 茨城大学, 工学部, 助教授 (90186867)
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Keywords | 磁気浮上 / 回転機械 / 電気モータ / 磁気軸受 / ディジタル制御 / アクチュエータ |
Research Abstract |
当初の計画に従って、次のように研究を進めいくつかの成果が得られた。 1)8極の集中巻き浮上モータでPM型およびIM型の実験を行い、安定した浮上回転制御に成功した。これらの成果は国内の学会のみならず国際会議でも発表し、大きな反響を得ている。しかし、ハイブリッド型のモータは現在ロータを製作中であり、解析は進んでいるものの実験は次年度になってしまった。 2)回転負荷特性、ラジアル負荷特性を測定し、それなりの成果をあげている。しかしながら実用化できる性能までは達していない。この理由として、1つはギャップの大きさと磁界の弱さが挙げられ、実験装置の改造を行って改良中である。さらに重要な点は、今まで電機子反作用を無視して浮上制御理論を誘導してきたが、これが無視できないことが判明したので浮上制御にベクトル制御を取り入れ、大幅な改良を試みる。 3)実験では多少の変更はあるものの、これらを改良する理論的が展開できた。そこで実用化実験装置として、2極と4極の3相巻線を持ったモータの試作を準備している。次年度にはこれらをまとめ、浮上回転モータ完成させる。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] 大石.志村.岡田: "磁気浮上モータの水平駆動実験" 日本機械学会講演論文集. 940-10. 484-486 (1994)
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[Publications] 志村、大石、岡田: "水平型磁気浮上回転モータの特性" 日本機械学会講演論文集. 940-26.II. 393-398 (1994)
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[Publications] T.Ohishi、Y.Okada & K.Dejima: "Analysis and Design of a Concentrated Wound stator fn Sgnchronaus Type Lesitated Motor" Proc.of 4th Int.symp.on Magnetic Bearings. 201-206 (1994)
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[Publications] Y.Okada,K.Dejima & T.Ohishi: "Radial Position Control of a PMsynchrnous Type and Induction Type Rotating Motor" Proc.of 1994 IEEE-IAS Conf.Vol.1. 234-239 (1994)
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[Publications] 大石,志村,岡田: "同期型および誘導型磁気浮上回転モータの研究" 電気学会D部門論文誌. 3月号(掲載決定). (1995)