1994 Fiscal Year Annual Research Report
ハイパーテキスト、データベース技術の複合による文書処理とマニュアル整理への応用
Project/Area Number |
05452364
|
Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
島崎 眞昭 九州大学, 大型計算機センター, 教授 (60026242)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡部 善隆 九州大学, 大型計算機センター, 助手 (90243972)
松延 栄治 九州大学, 大型計算機センター, 助手 (30199830)
石田 慶樹 九州大学, 大型計算機センター, 講師 (20201030)
天野 浩文 九州大学, 大型計算機センター, 助教授 (80231992)
佐藤 周行 九州大学, 大型計算機センター, 助教授 (20225999)
|
Keywords | ハイパーテキスト / データベース / マニュアル / HTML / WWW / マルチメディア / 表面情報 / 意味情報 |
Research Abstract |
本年度は文章の表面情報からの意味情報の取り出しに関する研究を引続き行うと同時に、その解析結果の出力に関する準備を進めた。具体的には以下の3点である。 1.文章の表面情報からの意味情報の取り出しについては、従来の研究を進めると同時に同種の研究および流通しているツールに関するサーベイを行った。特にlatexのテキストファイルをhtml形式に変換するツールlatex2htmlをサーベイした。これについては現在流通しているツールはいずれも解析精度の点で問題を抱えており、解析方針をフィックスした上でより踏み込んだ解析を行う必要性が明らかになった。テスト的な解析/変換ツールは現在解析方針の検討と試作を進めている段階である。 2.解析結果の出力に関しては、世界の実施標準として急速に普及したHTMLに固定することとし、そのビューワとしてWWWに注目した。具体的にマシンのディスクとメモリを増強して大型計算機センター内にWWWのサーバを立ち上げ、マニュアルで作成したHTMLソースを公開している(サーバhttp://www/cc・kyushu-u.ac.jp)。ここでは画像まで含めたマルチメディア対応の情報を公開している。計算機ユーザ・マニュアルについては現在HTML化は進んでおらず、DVI形式での公開を一部行っているにとどまっているが、1.の成果が上がり次第順次HTMLに変換し、公開する予定である。 3.ユーザインターフェイスについてはWWWに統一することにしたが、グラフィックスについての成果を取り込むために資源を一部投入している。
|
-
[Publications] 中山 健一、島崎 眞昭: "ベフトル計算によるラジオシティ法の高速化" 計算機科学研究報告(九州大学大型計算機センター). 11. 1-6 (1994)
-
[Publications] M.Shimasaki,et al.: "IFS based on 3D Self-siniler Contracticn Mapping and Modeling Trees and Corals" Proceedeigs 3rd Int Wrxking Conf.Fnactal 95・(Febweby 7-10,Marseille 1995). 1-10 (1995)
-
[Publications] 佐藤 周行: "ユーザインターフェイスプログラミングに見られる部分型システムのプログラミング言語への取り込み" 計算機科学研究報告(九州大学大型計算機センター). 11. 23-30 (1994)
-
[Publications] 有次 正義、天野 浩文、他: "永続プログラミング言語INADAにおけるビューの実現" 情報処理学会論文誌. 36(to appear). (1995)