1994 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
05453179
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
首藤 紘一 東京大学, 農学部, 教授 (50012612)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大和田 智彦 東京大学, 薬, 助手 (20177025)
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Keywords | ジカチオン / アシルカチオン / ジプロトン化ニトリル / 分子軌道法 / ベンゼン / フリーデル・クラフト反応 / ガッターマン反応 / 反応速度 |
Research Abstract |
フリーデル.クラフト反応における求電子性試薬の構造はアシルカチオンではなく、プロトン化アシルカチオン(ジカチオン)である。Houben-Hoesh反応の中間体はプロトン化アルキルニトリルではなく、N,N-ジプロトン化ニトリル(ジカチオン)である.同様に、Gatterman反応の中間体もジカチオンである. 最も強力な証明はフェニルブチロニトリルの環化反応の速度測定により明らかとなった. 計算化学によりニトロニウムイオンのプロトン化構造を最適化した.
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Research Products
(2 results)