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1993 Fiscal Year Annual Research Report

血液フラッシュによる肺保存法の有効性の評価

Research Project

Project/Area Number 05454376
Research InstitutionHokkaido University

Principal Investigator

安田 慶秀  北海道大学, 医学部・附属病院, 教授 (60125359)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松居 喜郎  北海道大学, 医学部, 助手 (90219379)
合田 俊宏  北海道大学, 医学部・附属病院, 講師 (80186874)
椎谷 紀彦  北海道大学, 医学部・附属病院, 助手 (00250449)
Keywords肺保存 / 血液フラッシュ / 逆行性投与
Research Abstract

冷却血液フラッシュによる肺保存と従来のasanguinous solutionのフラッシュによる肺保存の効果の差異を検討する目的にて最も重要な安定した実験モデルの確立に主眼をおき研究を重ねてきた。その結果以下の成果を得た。
1.肺保存の評価に使用するisolated ex vivo blood-perfused rabbit lung modelの確立のため、特注の加温、加湿ケース血液潅流回路を作成した。
2.上記回路を用い、3kgのNew Zealand White rabbitから摘出した肺を4kgのNew Zealand White rabbitとして摘出後直ちに(非保存)潅流する実験を計10組行い、手技を確立した。
3.予備実験として、本モデルの潅流時間の限界を決定するため及びその際の肺機能の低下について検討するため、10組の非保存潅流を行った。(この10組は本実験のコントロール群と同一であるがrandomizeしていないのでデーターとしては採用しない。)結果として、本モデルにより1時間まで肺機能は良好に維持され、保存効果の評価に有用であることが再確認できた。
上記にもとづき、現在非保存肺群、modified Euro-Collins群、UW群との保存効果の差異を肺血管抵抗、肺仕事量、酵素化能、肺水分量につき検討中である。また気管支動脈系への保存液分布を目的として、逆行性の保存液フラッシュ法についても手技確立のため基礎実験を行っている

URL: 

Published: 1995-02-08   Modified: 2016-04-21  

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