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1993 Fiscal Year Annual Research Report

新しいマーカーを用いた培養歯根膜細胞移植後の動態

Research Project

Project/Area Number 05454522
Research InstitutionShowa University

Principal Investigator

宮下 元  昭和大学, 歯学部, 教授 (60014122)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 立川 哲彦  昭和大学, 歯学部, 助教授 (10085772)
田中 裕子  昭和大学, 歯学部, 助手 (30217070)
Keywords歯周組織再生 / 培養細胞 / 細胞マーカー / 骨欠損部への細胞注入 / 歯根膜細胞の動態
Research Abstract

歯周疾患における歯周組織の破壊を修復するためには、再生に不可欠な細胞を絶対数以上確保する必要がある。特に、歯槽骨、セメント質、歯根膜線維の修復には歯根膜由来細胞の果たす役害が重要である。
本研究では、先ず、実験動物(ビーグル犬)の抜去歯根表面から歯根膜細胞を採取し、in vitroにて4〜6代継代後、細胞蛍光標識キット(Zynaxis社、USA)を用いて、細胞数2×10^7に対して4×10^<-6>M濃度に調整したPKH26溶液1mlで染色を行ったところ、良好な染色状態が得られた。また、同細胞を更に継代後も核はほぼ同程度に染色が維持されることが確認できた。
これらの培養細胞が実験動物の同一個体内でどのような動態をたどるかを探るため、実験動物の下顎に前庭深部から横切開を施し、歯肉付着部を損傷しない様に粘膜骨膜弁を形成し、P_2、P_3の分岐部に頬舌的に貫通する骨欠損を作製した。この術式は、術後の感染防止に有効であった。しかし、注入した培養細胞数を欠損部に保持するにはやや難点を有していた。コントロールと骨の再生量に違いが認められた。

URL: 

Published: 1995-03-23   Modified: 2018-02-02  

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