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1994 Fiscal Year Annual Research Report

病院と地域をつなぐ医療画像伝達システムの開発

Research Project

Project/Area Number 05454602
Research InstitutionTokai University

Principal Investigator

大櫛 陽一  東海大学, 医学部・医学情報部, 教授 (20203747)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 林 芳弘  東海大学, 医学部・呼吸器内科, 講師 (20198865)
三澤 哲夫  東海大学, 医学部・医学情報部, 講師 (80056340)
鈴木 荘太郎  東海大学, 医学部・地域環境保健学系, 助教授 (30102841)
太田 保世  東海大学, 医学部・呼吸器内科, 教授 (90055939)
Keywords病診連係 / 地域医療 / パソコンLAN / ISDN / PC-PACS / 画像圧縮
Research Abstract

平成5年度に行ったピア・トゥ・ピアのネットワークの発展型として、より大量の情報をより効率的に提供するためのシステムの開発を行った。大学病院側ではホストコンピュータ上に電子カルテとして患者基本情報、病歴、検査結果などが存在する。近い将来には多くの医療機関でこのような電子カルテシステムが構築されるであろう。この電子カルテデータベースの実験用モデルを再構築した。ここに、実際の電子カルテから抽出した検査結果などの文字情報と、今回の研究で作成した画像情報を患者番号をキ-として一元的に登録した。この電子カルテモデルと光カード端末とをオンライン接続し、必要なデータをFTPでダウンロードし、光カード端末上に電子カルテのサブデータベースを構築した。今回開発したWINDOWSアプリケーションから、これらの一覧表示、選択、光カードへの転送を行えるようにした。また、検査結果では、EXCELチャートとリンクするシステムも開発し、チャートやグラフ表示を可能とした。ダウンロードされた画像は、今回購入したフルカラープリンターによりカルテ添付用としての印刷も可能となった。これらにより、病院からの情報提供を効率的に行えるようになった。また、現在の法律解釈では、カルテや紹介状を電子化しても別途紙の書類として保管する必要があるが、こうした状況にも対応できることとなった。しかし、画質については、プリンターの性能と紙質に大きく影響されることが分かった。このため、実用的なシステムとするには、医療画像の印刷出力について、経済性、処理スピード、画質などの総合性能をさらに向上する必要があるものと思われる。

  • Research Products

    (5 results)

All Other

All Publications (5 results)

  • [Publications] 大櫛陽一、他: "光カードの医療応用とそのネットワーク化" クリニカルエンジニアリング. 5. 428-433 (1994)

  • [Publications] 大櫛陽一、他: "病院と地域をつなぐ医療画像伝達システムの開発" インナービジョン. 9. 23-23 (1994)

  • [Publications] 大櫛陽一: "ニューメディアと医療画像システム" 呼吸と循環. 43. 3-6 (1995)

  • [Publications] 鈴木荘太郎、他: "パソコンPACSによる医療画像-圧縮画像の臨床的評価と応用" 呼吸と循環. 43. 29-36 (1995)

  • [Publications] 大櫛陽一、他: "光カードとISDNによる医療画像連携システム" 新医療. 242. 57-59 (1995)

URL: 

Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

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