1993 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
05551005
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Research Institution | Tokyo Gakugei University |
Principal Investigator |
井上 光洋 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (60016491)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
南部 昌敏 上越教育大学, 学校教育研究センター, 助教授 (90143627)
三浦 軍三 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (00109141)
生田 孝至 新潟大学, 教育学部, 教授 (20018823)
篠原 文陽児 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (00113035)
藤岡 完治 横浜国立大学, 教育学部, 教授 (90030048)
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Keywords | 教授行動 / 意思決定 / 教授スキル / アセスメント / ファジィ集合 / シミュレーション / 授業分析 / 構造モデル |
Research Abstract |
1.授業シミュレーションシステムの設計と開発研究;今年度は、ランダムアクセスが容易なビデオディスクの導入を前提としたシステムを設計し、マイクロコンピュータならびに周辺機器・制御用インターフェイス等の機器間のI/0(input/output)ディバイスを開発し、システムを設計した。 2.これまで開発した授業シミュレーション言語のソウトウェア体系に加えて、教授行動の選択系列のアセスメントの方法とファジィの多段決定モデルと堀口が開発したフレーム型CAIの言語体系に情報検索機能(ランダムアクセス)を附加したシミュレーション・システムの基本設計を行った。 3.上記、ハードウェアとソフトウェアの設計にもとづき、事前・事後指導プログラムとそのコースウェアを開発した。すなわち、 a授業の構造の解明と理解 b教授者の意思決定の構造の解明を中心として組みたてる具体的なコースウェアは、通常の授業で一般に教師が行動する基礎的教授スキル((1)発問の仕方(2)説明・提示と例の利用(3)学習への構えのつくり方(4)情報提示(5)初歩的な処方・診断(6)いくつかのスキルの組み合せ)の6つのプログラムを通して、各教科の授業に共通する内容とした。具体的な授業場面は、これまで収集したビデオテープ等をもとに典型的な教授行動の場面のビデオテープを作成した。 4.開発したハードウェア、ソフトウェア、プログラム・パッケージをもとに平成5年6月に実施された教育実習事前事後指導ブログラムのなかで実験試行した。 5.1〜4の開発・試行にふまえ、とくにシステムのソフトウェア体系の技術的問題点をプログラム・パッケージの設計・開発と実験・試行のデータから整理し、次年度、研究計画を再検討する。
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Research Products
(1 results)