高速道路を走行する自動車のレーザ光線利用による自動誘導システムの試作

1993 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 05555076
• Research Institution: Osaka Prefecture University
• Principal Investigator: 津村 俊弘 大阪府立大学, 工学部, 教授 (90081265)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 塙 守智 東京航空計器, 開発部, 技師 ; 橋本 雅文 広島大学, 工学部, 助教授 (10145815)
• Keywords: 自動誘導 / ナビゲーション / 高速道路 / 位置計測 / 自立誘導 / オンボード演算 / ビークルオートメーション / コース誘導

Research Abstract

下記のとおりの成果を得た.
【.encircled1.】高速道路における自動化に関する多くの調査資料を入手できた.また世界的なリーダおよび先端企業技術担当者と意見交換ができた.我々の技術開発が評価されていることで意を強く持ち得た.
【.encircled2.】レーザ投受光器の設計・試作を行った.
【.encircled3.】実験用自動車を購入し、上記レーザ投受光器を車に取り付け,道路走行により,刻々の自動車の位置計測実験を行った.
【.encircled4.】自動車の速度を90km/時まで上げても,高精度に計測できることを確認した.(晴天,夕刻)
【.encircled5.】路側に設置したコーナキューブの位置および符号を変更しても,計測できることを確認した.
【.encircled6.】上記の研究成果をもとに、平成6年度の研究計画実施の展望を持つことが出来た.

Research Products

• [Publications] 津村・大久保・小松: "ファンレーザとコーナキューブを用いた車両の位置・姿勢計測" 建設ロボットシンボジュウム論文集第3回. 203-208 (1993)
• [Publications] Tsumura et al: "A Methed of Position and Attitude Measurement" VNIS International Symp.'93. 517-520 (1993)
• [Publications] 津村俊弘: "パーソナルナビゲーションの方法" アドバンテイションポジウム. 7. 5-8 (1994)