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1994 Fiscal Year Annual Research Report

短距離走スプリント強化トレーニングマシンの開発

Research Project

Project/Area Number 05558005
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

小林 寛道  東京大学, 教養学部, 教授 (60023628)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 杉田 正明  東京大学, 教養学部, 助手 (60235885)
Keywords短距離走 / スプリントトレーニング / トレーニングマシン
Research Abstract

本研究は、我国の短距離走におけるスプリント能力を向上させるためのトレーニングマシンを開発することにある。
1991年世界陸上選手権大会において、カ-ルルイスとリロイバレル選手の走動作をバイオメカニクス手法にもとづいて分析した結果、股関節を中心とした大腿部の股関節伸展方向への動作が、高い速度で行われていることがわかった。このような動作が行われるためには、大臀筋や大腿二頭筋(ハムストリング)の強力な働きが必要である。
日本人選手について、これらの筋力を測定してみると、極めて不十分で伸展筋力と屈曲筋力のバランスも良くない選手が多い。
本研究は、股関節伸展筋群を強化する適当なトレーニング法が、現在のところ存在しないことから、その開発を試みた。
初年度に第1号機を製作したが、第1号機に大幅な改良を加え、第2号機を完成させた。その機械的構造の特徴は、「車軸移動式ペダル踏み込み型負荷変動労作装置」と呼ぶことができるもので、走動作に極めて類似の動作を行いながら、スプリント能力を養うものである。その構造とアイディアについては、世界で初のものであり、来年度はこの装置を用いてトレーニング実験を実施する予定である。また、トレーニングの効果を実際面で実証することも期待できる。

URL: 

Published: 1996-04-07   Modified: 2016-04-21  

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