1994 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
05558033
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Research Institution | Toyohashi University of Technology |
Principal Investigator |
山本 眞司 豊橋技術科学大学, 工学部, 教授 (80230556)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
江 浩 (株)日立メディコ, CT設計部, 助手 (00242917)
高木 博 (株)日立メディコ, CT設計部, 主任技師
飯沼 武 埼玉工業大学, 工学部, 教授 (60159572)
舘野 之男 放射線医学総合研究所, 嘱託 (90163493)
松本 満臣 都立医療技術短期大学, 放射線科, 教授 (20209654)
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Keywords | 肺癌 / 画像処理 / パタン認識 / 診断支援 / CT画像 |
Research Abstract |
1.MIP形投影表示法の検証 肺野境界部,横隔膜境界部,縦隔境界部等に付着する病巣陰影の発生頻度が予想以上に高く,これを見落さないようにするアルゴリズムを追加開発した。具体的には肺野領域を抽出する2段階アルゴリズム(粗決定と精密決定)を新たに開発した。 次いで,集団検診(2次検診)の場で撮影された68症例,1809画像という大量症例に適用し,がん病巣5例をすべて正しく認識できることを証明した。ただしがん以外の疾病を見落すケースが多数あり,この点をどう扱うかは今後の課題である。 2.Quoit形病巣候補自動抽出法の検証 縦隔部近傍の正常血管陰影を病巣と誤認識する率は,Quoitフィルタの3次元化で改良されたもののまだ十分ではなく,新たにMIP-2D-Quoit処理なるアルゴリズムを開発した。 次いで,上記1項と同じ大量サンプルにて検証実験を行なったところ,がん病巣5例をすべて正認識し,また正常部の拾いすぎは8%(1809画像中144画像)に止まり,本方式の有効性を実証した。ただ,がん以外の疾病の見落しは1項と同様の傾向にあったった。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] 山本眞司: "肺癌検診用CT(LSCT)の基本構想と診断支援用画像処理方式の検討" 電子情報通信学会論文誌. J76-DII. 250-260 (1993)
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[Publications] 山本眞司: "肺癌検診用CT(LSCT)の診断支援を目的とした3D画像処理" 3D Image Conference '93. 101-105 (1993)
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[Publications] S.Yamamoto: "Image Processing for Computer-Aided Diagnosis of Lung Cancer by CT(LSCT)" Systems and Computers in Japan. 25. 67-80 (1994)
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[Publications] 山本眞司: "画像前処理付MIP法による肺癌検診用X線CT画像の表示" Medical Image Technology. 12. 737-747 (1994)
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[Publications] 中山正人: "3次元モルフォロジカルフィルタによる肺癌病巣自動認識の検討-肺癌検診用CT(LSCT)の診断支援-" Medical Image Technology. 13. 155-164 (1995)