1993 Fiscal Year Annual Research Report
在日留学生の初年度のアカルチュレーション過程の青年心理学的研究
Project/Area Number |
05610096
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
井上 孝代 東京外国語大学, 留学生日本語教育センター, 助教授 (30242225)
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Keywords | 留学生 / 適応過程 / アカルチュレーション / 来日1年目 / 質問紙調査 / 面接調査 / 継断的研究 |
Research Abstract |
来日して1年目の留学生の適応過程の変化を縦断的に研究することが本研究の目的である。そのため1993年度は以下のように研究を進めた。 1) アカルチュレーションに関する質問紙調査:アカルチュレーションをめぐる問題について、93年度中に5月、9月、3月の3回集団実施による質問紙調査を実施した。また、その結果を因子分析などの統計的手法で縦断的に分析し、アカルチュレーション過程に対する要因について考察した。 2)1993年度に来日した留学生を対象にした組織的な面接調査:具体的なアカルチュレーションに関連する経験や課題を個別的に聴取した記録を収集・整理・分析し、異文化適応をめぐってカウンセリングを行った事例について、アカルチュレーションの観点から考察した。 1)、2)から得られた結果を1994年5月に第15回異文化間教育学会において発表予定である。
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