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1993 Fiscal Year Annual Research Report

都市内物流の共同化の効果とその促進施策

Research Project

Project/Area Number 05630039
Research InstitutionFukuoka University

Principal Investigator

根本 敏則  福岡大学, 経済学部, 教授 (90156167)

Keywords物流 / 都市 / 環境問題 / 共同化
Research Abstract

本研究の目的は、共同集配システムの導入事例のひとつである福岡天神地区共同集配事業を取り上げ、【.encircled1.】荷主へのインタビュー調査にもとづき同事業が及ぼす社会的影響をモデル化し、同事業が交通混雑、交通公害の緩和等の効果を持つことを確認するとともに、【.encircled2.】同事業の各費用と外的条件の関係をモデル化し、天神地区において物流の共同化が成立できた外的条件を見極め、また同モデルを用いての感度分析により、都市物流施策の違いが共同集配事業の採算性に及ぼす影響を調べることである。
平成5年度では研究の基本的分析枠組を構築すべく、【.encircled1.】文献サーベイ、物流統計資料の収集、【.encircled2.】天神共同集配事業の現況把握、【.encircled3.】天神共同集配事業の問題点の明確化、【.encircled4.】天神共同集配事業効果分析モデルの構築を実施した。
その結果、特に天神共同集配事業の持つ問題点については「配達及び集荷ターミナルの分離によるロス」「ターミナルを集配地区との遠隔化」「交通の障害となる路上での荷捌き」「取り扱い貨物量の停滞」等を明らかにした。
また、効果分析モデルについては運送業者、荷主、道路利用者、地域の4つの主体の間での影響を相互に認識できる概念モデル、次年度での数量分析に適用可能な費用モデルのを構築することができた。

URL: 

Published: 1995-03-23   Modified: 2016-04-21  

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