1993 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
05640048
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
奥山 廣 徳島大学, 総合科学部, 助教授 (80035310)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
片山 真一 徳島大学, 総合科学部, 助教授 (70194777)
高田 一郎 徳島大学, 総合科学部, 助教授 (20231392)
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Keywords | Hilbert級数 / Poincare級数 / Gorenstein列 / 極小分解 / Minimal Resolution Conj. |
Research Abstract |
我々は、当研究課題名の下に、主として次の3分野に関して考察を進めた。 1.Poincare級数の有理性 局所環R上の有限生成加群のPoincare級数が有理関数になるためのRに関する十分条件について、これまでの結果をふまえ、更にedimR-depthR=4,length R(]CP12なる局所環に対して考察したが、十分なる結果は得られなかった。 2.Gorenstein列のunimodal性 0次元Gorenstein standard G-algebraのHilbert function即ちGorenstein列(h_0,h_1,…h_s)がsymmetricかつunimodalかという予想に対し、h_1(]CP3のとき正しいことが示されているが、我々はlinkageとreduced algebraの構成法を用いて、h_1=3のときの新たな構成法を得た。更にh_1=4のときunimodalなGorenstein列の例も得られた。尚、h_1=4のとき、non-unimodalなGorenstein列が存在するかは今後の課題である。 3.Minimal Resolution Conjecture 休k上のn次元射影空間P^n(k)におけるgeneric positionにある有限s個の点の集合が定義するideal Iの生成元の個数、Iの座標環、Iのgraded極小分解の各自由加群の生成元の個数等に関し、Ideal Generation Conjecture(I.GC),Cohen-Macaulay type Conjecture(C.M.C),Minimal Resolution Conjecture(M.R.C)があり、n(]CP3のとき三者共成立し且つ同値であることが示され、また全てのnに対し、C.M.Cが成立すること、及びM.R.Cが成立すればC.M.Cが成立することが示されている。従ってM.R.Cが成立するための十分な条件が問題になる訳であるが、これに関する若干の結果を得た。更に、n=5,d(=initial degree I)=2のとき、s=10,14の場合M.R.Cが成立するか否かが未解決であったが、我々はk加群Tor^R(I,K)に付随した行列を具体的に構成し、その階数を調べることにより、s=10,14に対しても従ってd=2ならばP^5(k)においてM.R.Cが成立することが分かった。最後に、代数体のガロア拡大のガロア加群数及びガロアコホモロジーについても考察し若干の結果を得た。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] I.TAKADA: "Higher-Dimensional Sphere Packings,Lattices and Polytopes.I" Forma. 7. 249-257 (1992)
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[Publications] I.TAKADA: "Higher-Dimensional Sphere Packings,Lattices and Polytopes.II" Forma. 9. (1994)
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[Publications] S.KATAYAMA: "Group Rings and the Norm Groups" Proceedings of the Japan Academy. 69. 363-367 (1993)