1993 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
05640271
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Research Institution | Fukuoka University of Education |
Principal Investigator |
上村 英樹 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (00036906)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中木 達幸 福岡教育大学, 教育学部, 助教授 (50172284)
玉利 文和 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (70036937)
藤井 正友 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (00036857)
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Keywords | ベイズ統計学 / ベイズ予測 / 共役事前分布 |
Research Abstract |
交付申請書に記載した計画にもとづいて研究した結果、いくつかの成果を得た。 生物データ、医学データ等の生存時間データの解析でよく用いられる対数線型回帰モデルに対し区間推定、予測問題を考えた。多次元データlog〓=(log Yi)が多次元正規分布NCbeta′x,alpha^2I)に従っていて、betaとalpha^2の一方又は両方が未知でその事前分布に無限区間で一様な無情報な分布、共役事前分布を仮定したとき、〓の中央値の最短信頼区間と最短予測区間を求めた。また、損失関数を非対称なLINEX損失関数としたときの最適な予測を求め、二乗誤差損失関数のときと比較検討した。更にチョウチョウの活性に関する応用を手がけた。今後は、いくつかの事前分布に -コンタミネーションクラスを仮定したときの影響を祥しく調べていきたい。 各研究分担者も役割分担に応じて研究を行った。
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