1993 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
05650231
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Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
森下 信 横浜国立大学, 工学部, 助教授 (80166404)
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Keywords | ER流体 / 電気粘性流体 / 防振マウント / 振動制御 / アクチュエータ |
Research Abstract |
ER流体を適用した防振マウント模型を用いて特性実験を行った。特に圧力流れを利用した防振マウントの電極設計の指針となるデータの収集を行った.防振マウントを設計・製作し,電極面積,電極間隔,流路の長さ等が異なる各種の部品を用いて実験結果を比較することで,それらが防振マウントの性能に及ぼす影響に関する考察を行った.また,振動振幅,振動数が防振マウントの特性に与える影響についても調査検討した. 平成5年度に実施した実験の成果は現在日本機械学会に論文投稿するために準備中である.当初,圧力流れを利用したマウントとせん断流れを利用したマウントの2種類を対象として実験的検討をする予定であったが,最初の圧力流れを利用した形式のみでも特性が不明な点が多く,平成5年度1年間で1種類の検討しかできなかった.ただし,平成6年度の研究予定分を含めればシステムとしては完成するため,形式の異なるマウントでも同様の実験が可能となると考える.また平成5年度の研究成果の一部は新聞・雑誌等でも取り上げられ,企業における研究の推進役を果たしたと考えている.
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