1993 Fiscal Year Annual Research Report
好気性光合成細菌が海洋の生物生産量を高める可能性についての基礎的研究
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05660198
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
芝 恒男 東京大学, 海洋研究所, 助手 (20126080)
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Keywords | 好気性光合成細菌 / 海洋の生物生産 / 海洋微生物 |
Research Abstract |
平成6年度には、5月から10月にわたって毎月大槌湾から分離された従属栄養細菌について、光合成遺伝子pufMの有無を調べた。 その結果、光合成遺伝子をもつ細菌は7月に大槌湾全体で海水中の優占細菌種となり、その割合は50%以上にもなることが解った。これらの細菌と、光などの海域の物理・化学的環境要因との相互関係はなんら認められなかった。 光合成遺伝子保有細菌について、pufMのRFLP(制限酵素消化断片長相)を調べた結果、海域に出現した光合成遺伝子含有細菌は、分類学的にはかなり均一であることが解った。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] Wakao Norio 若尾 紀夫: "Distribution of Bacteriochlorophyll a in Species of the Genus Acidiphilium" Current Microbiology. 27. 277-279 (1993)
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[Publications] Guerrero R.: "Trends in Microbial Ecology" Spanish Society for Microbiology, 362 (1993)