1994 Fiscal Year Annual Research Report
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05670036
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| Research Institution | Okazaki National Research Institutes |
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Principal Investigator |
濱 清 岡崎国立共同研究機構, 生理学研究所, 所長 (90028267)
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| Keywords | 星状グリア細胞 / 超高圧電子顕微鏡 / 三次元立体計測 / トモグラフィー / Colgi染色 |
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| Research Abstract |
平成6年度は、Golgi染色、エポキシ樹脂包埋を行った試料から作製した2μm〜4μmの切片試料を用いての三次元計測実験を行った。
1.共焦点レーザー顕微鏡を用いて、広い視野部分に含まれる星状グリア細胞突起の三次元空間での長さ、表面積、体積の計測を行った。この方法では光学顕微鏡によるの解像力の限界のため主要な突起部分のみの計測となるが、グリア細胞の全体像を得ることができる。
2.超高圧電子顕微鏡による二次元解析。光学顕微鏡によって同定された部位の超高圧電子顕微鏡写真の2値化像を用いて計測し、それぞれの厚さについて共焦点レーザー顕微鏡による値との比較を行った。
3.超高圧電子顕微鏡立体写真による三次元解析。光学顕微鏡で同定した部位の超高圧電子顕微鏡立体写真を用いて、当研究所で開発した三次元定量プログラムにより、グリア細胞突起の長さ、表面積、体積についての定量を行った。
4.光学顕微鏡で同定した試料部分について、新しく開発した±60度連続傾斜可能な試料台を用いて超高圧電子顕微鏡連続写真撮影を行い、トモグラフィー解析の準備を行った。
3.4.の方法は比較的狭い試料野についてしか適用できないので、多数の視野についてのデーターを集め、対応する試料野の光学顕微鏡計測結果との比較から一定の係数を算出できることを期待している。この目的のために実験を継続して行く必要がある。特に4.の方法のためには傾斜角度の精度の検定など必要な実験が残されている。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] K.Hama: "Three-dimensional organization of neuronal and glial processes:High voltage electron microscopy." Microsc.Res.Tech.29. 357-367 (1994)
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[Publications] G.E.Soto: "Serial section electron tomography:A method for three-dimensional reconstruction of large structures." Neuroimage. 1. 230-243 (1994)
