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1993 Fiscal Year Annual Research Report

新しいバルーンエクスパンダブルメタリックステントの考案及び基礎的検討

Research Project

Project/Area Number 05670780
Research InstitutionTottori University

Principal Investigator

澤田 敏  鳥取大学, 医学部・附属病院, 助教授 (80121937)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 奥田 良和  鳥取大学, 医学部・附属病院, 助手 (90252866)
谷川 昇  鳥取大学, 医学部, 助手 (90227215)
Keywordsメタリックステント / PTA / IVR
Research Abstract

現在までに、バルーンエクスパンダブル・メタリックステントの形状について、各種の形態を持ったステントを試作して、実験と考察を加えてきた。その結果、ステントがバルーンによって拡張するには下記の点を防止する工夫が必要であることが明らかとなった。即ち、バルーン拡張時にはステントの長軸方向に沿って、その両端から締め付ける力がはたらく、いわゆる首締め現象が起こることである。このため、ステントの基本的な形状はその長軸方向の力に抗する形状が必要であることが判明した。
また、ステントの再閉塞を防ぐ意味で、ステントの表面にはスペースの無いものを基本型と考え、ステントの適応部位によっては必要に応じてその表面にレーザーカッティングで穴を空けて血管内膜の増殖を助ける形状が基本的であるとの結論に達した。
これらの基本的な条件を満足するために、0.01mm厚のステンレススチールプレート(SUS304、およびSUS316L)を用いてその両端がジグザグ状になったロール式の新しいステントを試作した。現在、この新しいステントの拡張実験を繰り返し、100%の拡張を得る様にするとともに、その時の拡張圧を測定して新しいステントの基本データーを収集中である。
次年度には本年度中に得られたステントの物理的性質、拡張条件などのデーターを踏まえて新しいステントを家兎の脈管内に挿入して生物学的データーを得る予定である。

URL: 

Published: 1995-02-08   Modified: 2016-04-21  

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