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1994 Fiscal Year Annual Research Report

体外照射RF波を使用した加熱バルーン血管形成術の試み

Research Project

Project/Area Number 05670792
Research InstitutionKansai Medical University

Principal Investigator

播磨 敬三  関西医科大学, 医学部, 助手 (20121973)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 河 相吉  関西医科大学, 医学部, 講師 (30152896)
赤木 清  関西医科大学, 医学部, 講師 (30098115)
KeywordsAngioplasty / 温熱処理 / 血管傷害 / RF波
Research Abstract

15.56MHzのRF加温装置を用いて正常家兎の腹部大動脈に対し,頸動脈よりのアプローチで1.2倍径のバルーンを用い,低圧Thermal angioplastyとconventional PTAをそれぞれ部位を変えて15匹について各群5匹について以下の1,2の実験を行った。
1.Angioplastym n o前後には血管造影を施行し,血管径の計測を行い,elastic recoilの発現及び予防効果を評価した。
2.同時に作成した組織標本で血管の拡張率,血管の壁の亀裂の有無,及び深さ,内膜,中膜の組織学的変化について検討した。
家兎を用いた通常の6ATMでPTAを行った群と30%食塩水でBaloonを満たした20cmの対極板を用いて50度以上で2分間thermalenergyを与え2ATMでPTAを行った群とで比較検討した。正常血管の%拡張率はconv.PTAで3+5%で,Thermal PTAで12+3%であった。動脈硬化性血管の%狭窄率はconv.PTAで29%から18%,Thermal PTAでは33%から6%と良好な拡張を得た。血管周に対する内膜断裂の割合はconv.PTAで36%,Thermal PTAでは6%であった。断裂の深度のconv.PTAで中膜断裂が見られたのに対して、Thermal PTAではこれを観察しなかった。平成6年度は計画当初加温温度60度を得ることが目標であり,従来の加温装置,及びcatherでは55度しか得ることができなかった。そこでこれを改良するために白金wireをBaloon腔内に誘導し60度以上の温度と最高温度に達する時間短縮を現在試みている。未だ指摘な加温方法が確立できず実験動物を用いた研究は現在中断している。

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Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

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