1994 Fiscal Year Annual Research Report
甲状腺ホルモン(T_3)の遺伝子調節機構についての研究
Project/Area Number |
05670868
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Research Institution | Kochi Medical School |
Principal Investigator |
武田 京子 高知医科大学, 医学部, 講師 (30243827)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡林 智明 高知医科大学, 医学部, 医員
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Keywords | 甲状腺ホルモン / SHBG(Sex Hormone Binding Globulin) / クローニング / プロモーター |
Research Abstract |
直接的にヒトSHBG遺伝子制御を評価するため,ヒトSHBG遺伝子のプロモーター領域のクローニングを開始した.即ち,hSHBG遺伝子のプロモーター領域のスクリーニングをヒトgDNA Cosmid Library(Lorist 2)を用いて行った.Cosmid Libraryから得たプラークをミリポアメンブラン(Milipore HATF08250(0.45μm))にトランスファーし,レプリカを作成した.次に,hSHBG遺伝子のエクソン1および2に相補的なプライマーP1(5'-ACAGGTCTCAGGGC CCATCCCTGGCGGGTGTG-3'),P2(5'-GACATATGCAGTGATAACCTGCTTTAGCCTC AG-3')を作成し,これらプライマーを_γ^<32>P-ATPにてend-labelingを行い,各々をスクリーニングのプローブとして用いた.その結果,7個のpositive cloneを得た.次に,これらを制限酵素Eco RI,Pst I,Bam H I,Stu II,Pvu II,Bgl II,Xba I,Sma I等を用いて切断し,同プローブを用いたsouthern blottingを行った。その結果、異なる長さのプロモーター領域を有すると考えられる2つのクローンについて、さらに、Hind IIIと他の制限酵素とのdouble digestionを行い、また、Cosmid Mapping Kitを用いて、vector近傍からrestiction mapを作成中である。
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