1993 Fiscal Year Annual Research Report
神経内分泌腫瘍に対するレセプターシンチグラフィーによる新しい診断治療法の開発
Project/Area Number |
05671027
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
高見 博 帝京大学, 医学部, 教授 (10146714)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
花谷 勇治 帝京大学, 医学部, 講師 (20129604)
三浦 誠司 帝京大学, 医学部, 助教授 (00165961)
小平 進 帝京大学, 医学部, 教授 (00110015)
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Keywords | 神経内分泌腫瘍 / ソマトスタチンレセプター / レセプターシンチグラフィー |
Research Abstract |
1.ヌードマウスに移植:手術時にえた結腸カルテノイドと甲状腺髄様癌組織をヌードマウス背部に移植した。前者は継代3代目に壊死化したが、後者は現在継代4回目でslowであるも増殖傾向を示している。 2.甲状腺髄様癌培養細胞:Roswell Paile memorial HospよりPR、嶋岡が入手し、東海大七内Dr阿部より入手した株である。極めてslowgrouingであるが、培養に成功した。オクタペプタイトソフトスタチンを用いて、Reubの方法(Life Science 36:1829,1985)により、autoradio geaplyを作製する(近日中)。ソマトスタチンのbirding assayは^<125>I-〔Tyr^<11>〕SRIFを用い、high spilswe liquid chromatograplyによる。 3.ヒト神経内分泌腫瘍のソマトスタチンレセプター量の測定:甲状腺髄様癌3例、カルチノイド2例、インスリノーマ1例の手術標本のうち、甲状腺髄様癌と横行結腸カルチノイドの2例について、組織をホモジナイズし、レセプター量を測定したところ、カルチノイドの1例で、陽性を示した。ラジオリガンドは〔^<125>I〕LTT-SRIH-28で、IC_<50>0.31nmo/Lを示した。現在さらに検索している。
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