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1993 Fiscal Year Annual Research Report

前立腺癌組織におけるEGFおよびEGFレセプターの発現と臨床病期との関連

Research Project

Project/Area Number 05671308
Research Institution福井医科大学

Principal Investigator

岡田 謙一郎  福井医科大学, 医学部, 教授 (60026838)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 藤田 知洋  福井医科大学, 医学部, 助手 (60240785)
秋野 裕信  福井医科大学, 医学部, 助手 (90159335)
KeywordsEpidermal growth facter / 前立腺 / 加齢 / 免疫組織化学
Research Abstract

Epidermal growth facter(EGF)は前立腺の増殖に大きく関与していると考えられている。現在われわれは前立腺臨床癌組織のEGFおよびEGFレセプターを免疫組織化学的に検討し、病期分類との比較を行い、その増殖因子としての意義の検討を試みている。ところで前立腺はアンドロゲンにより大きく変化を受ける組織であり、血中アンドロゲンは加齢により変化する。そこで組織中のEGF量も加齢により変化する可能性もあり年齢を一致させた対照が必要と考えた。今年度はまず基礎実験として正常前立腺および前立腺肥大症を対象とし、EGFに対するモノクロナール抗体で免疫組織化学的染色を行い年齢によるその染色性の変化を明らかにしたいと考えた。また検討可能症例については実際の組織中EGF量をEIA法により測定し、染色性と比較しEGF量と染色性との関係についても検討したいと考えた。現在のところ正常前立腺および前立腺肥大症のパラフィン包埋組織を対象としたEGFに対するモノクロナール抗体で免疫組織化学的染色(ABC法)を行い年齢による変化を検討中である。現在検討途中であるがEGFの染色性は加齢による変化があるのではないかと考えている。またEIA法による前立腺組織中のEGF量測定は前立線肥大症に対して少数例その測定方法の再現性につき基礎実験中である。今後は上記実験の継続およびEGFレセプターについても同様の検討を加えたいと考えている。また最終的には前立腺癌に対して検討をしたいと考える。

URL: 

Published: 1995-02-08   Modified: 2016-04-21  

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