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1994 Fiscal Year Annual Research Report

標識グルタミンとPETによる新しい腸管の代謝動態解析の試み

Research Project

Project/Area Number 05671486
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

千葉 敏雄  東北大学, 医学部附属病院, 講師 (20171944)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 伊藤 正敏  東北大学, サイクロトロンラジオアイソトープセンター, 助教授 (00125501)
井戸 達雄  東北大学, サイクロトロンラジオアイソトープセンター, 教授 (80134063)
林 富  東北大学, 医学部, 助教授 (40125638)
大井 龍司  東北大学, 医学部, 教授 (50004734)
Keywordsグルタミン / メチオニン / PET / 消化管 / 肝 / 3次元モデル化 / 代謝動態
Research Abstract

高純度のCグルタミン製造システムの確率と併行してこれまでグルタミンの腸管壁における代謝につき検討が加えられている。その結果一般的に小腸腔内のグルタミンは粘膜細胞を中心とする小腸壁にとりこまれて代謝されるがその速度はきわめて早く陽電子放出核種としてのきわめて短い半減期をも考慮するととりこまれたCグルタミンによる腸管粘膜機能の安定した評価はいまだ困難と考えられた。そこでこれまで既に当科での知見が集積されているC-メチオニンを用いた検討がすすめられた。C-メチオニンをprokinetic dragと共に授与し消化管全体へのすみやかな分布を容易とした上で消化管及び吸収後の肝におけるPET画像上の分布推移データをコンピュータ処理にて視覚化する試みは以下の如く行なわれた。まず、肝/消化管のスライス画像をスキャナーでよみとり、コンピューターのメモリー上に保存し各横断面について辺縁の自動トレースを行なった。
次いで基準スライスで体表・体軸の基準点を決定し各スライス対し重心軸が合致するように自動位置あわせを行なった。これらのデータより表面座標を計測しワイヤーフレームで3次元構築を行なうことで特定スライスのPET画像を3次元画像上に投影した。この方法で臓器形態のmessとしての概略は把握できると考えられた。しかしγ-カメラを用いるシンチスキャンなどに比べPETスキャンはいまだデータの定量的把握は困難である。またPETの解像力からいって臓器内構造を3次元化するモデルの確率ないし3次元化された臓器の機能を特定してゆくためにはPET画像の精度向上を含めた更なる検討を今後とも要すると考えられる。

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Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

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