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1993 Fiscal Year Annual Research Report

TGF-betaスーパーファミリーのリセプターcDNAの単離

Research Project

Project/Area Number 05671566
Research Institution国立予防衛生研究所

Principal Investigator

加藤 裕久  国立予防衛生研究所, 口腔科学部・口腔感染症室, 室長 (60152740)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 樋出 守世  国立予防衛生研究所, 口腔科学部・齲蝕室, 室長 (60072906)
KeywordsTGF-beta / TGF-betaスーパーファミリー / TGF-betaリセプター
Research Abstract

歯周病のための基礎研究として,現在骨吸収をはじめ,骨代謝全般の研究が行われている。その一環としてTGHbetaスーパーファミリーに属する因子のリセプターcDNAの単離を試みた。TGF-betaスーパーファミリーには、TGF-beta,骨形成因子(BMP),アクチビン,インヒビン等が属する。TGF-beta自身軟骨を誘導する活性をもち,BMPは2型から8型までがこのスーパーファミリーに属する。またこのファミリーのアクチビンも骨形成に重要な役割をはたすと考えられている。これら因子のリセプターは,アクチビン,TGF-betaでリセプターcDNAが単離され、セリン/スレオニン型のプロテインキナーゼであることがわかっており,アミノ酸配列を比べるとスーパーファミリーのリセプター間でよく保存された領域がある。筆者はPCR法によりTGF-betaのタイプIIリセプターcDNAの一部(よく保存されたキナーゼ領域)を合成し、pLXベクターにくみこみ,プローブとして用いた。これを用いヒト骨芽細胞系細胞のcDNAライブラリー(Xgtll)によりスクリーニングを試みた。その方法で一次スクリーニングの結果として数個のプラークがえられた。現在解析を継続中である。またヒト及びマウスの線維芽細胞るcDNAライブラリーからも同様の手法で単離を試しつつある。一方IPTGにより,くみこまれたcDNAのタン白質を発現させ,抗ホスホセリン,抗ホスホチロシン抗体により,より一般的なプロテインキナーゼの単離も試みたが,これは否定的な結果となった。

URL: 

Published: 1995-03-23   Modified: 2016-04-21  

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