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1993 Fiscal Year Annual Research Report

同一個人の20年経過歯列模型にみる歯列・咬合の加齢的変化

Research Project

Project/Area Number 05671634
Research InstitutionTokyo Dental College

Principal Investigator

中澤 章  東京歯科大学, 歯学部, 講師 (30188924)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 安川 浩  東京歯科大学, 歯学部, 助手 (00210245)
鳥居 一也  東京歯科大学, 歯学部, 助手 (60188828)
Keywords加齢変化 / 老年歯科 / 咬合 / 咬耗 / 基準平面
Research Abstract

1.計測用副模型の製作
当教室に所有する20年前に採得された歯列模型と今回新たに採得・収集した同一人の現在の歯列模型の計測用規格副模型を製作した。
2.歯列模型の寸法精度
アルジネート印象模型、シリコーン印象模型の印象精度、繰り返し精度、測定精度を測定した。その結果おおよそ0.1mm以上の精度が確認された。
3.歯列模型の三次元形状測定
上顎模型における3次元計測
3次元ならい形状測定機を用いて、計測用副模型の3次元形状測定を行った。データ量が膨大であるため、計測に時間がかかること、また、測定機を借用できる時間に制限があるため、当初の予定より遅れ気味であるが、計測が完了したものから順次CATシステムによる計測を初めている。
4.新旧歯列模型の重ね合わせ
CAT(computer aided testing)システムを応用し、歯列模型の三次元形状測定を行い、新旧模型の“あいそめ図"を製作している。これをもとに経年的に最も変化の少ない歯槽の部位を求めている。切歯乳頭や口蓋ひだなどの各種解剖学的指標、歯牙・歯列の位置・彎曲の経年的変化についても計測している。その結果、ハミュラーノッチは印象面に印記されていないものや、智歯の抜歯等により変化しているものが認められた。切歯乳頭も形状の変化が認められる症例があり、歯牙が移動している症例も認められた。歯槽は歯の欠如により、著しい変化を示した。その他の変化も観察中である。
H6年度しH5年度に引き続き計測を行うと共に、従来型の規格写真をもとに新旧模型をスーパーインポーズした比較も並行して行うことにした。

URL: 

Published: 1995-03-23   Modified: 2016-04-21  

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