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1993 Fiscal Year Annual Research Report

飼料の硬度がラット顎骨の成長発育におよぼす影響に関する実験的研究

Research Project

Project/Area Number 05671697
Research InstitutionOsaka Medical College

Principal Investigator

島原 政司  大阪医科大学, 医学部, 教授 (50085057)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 南 理代  大阪医科大学, 医学部, 助手 (30247845)
Keywords飼料硬度 / 顎骨発育 / 軟X線撮影
Research Abstract

4週齢Kb1のウイスター系ラット30匹を3群に分け、それぞれ普通飼料(船橋農場製)(実験対象):A群、普通飼料の硬度の2分の1の飼料:B群、普通飼料の1.5倍の硬度の飼料:C群を自由に摂取させ6か月間飼育を行ない、以下の2項目について観察を行なった。
なお、予備実験として行なった大腿骨には飼料の差による成長に対する影響は認められなかった。
1.私達が開発したラット用頭部X線規格写真撮影装置を用いて、実験開始時より1か月毎に6か月まで個々のラットにつき経時的に軟X線撮影を行ない、個々のラットの顎骨の成長過程につき、座標分析を行い、飼料の硬度による成長過程の比較検討を行なった。
2.これら経時的な観察を行なった30匹のラットにつき6か月目における軟X線撮影の後、屠殺、断頭、頭蓋骨標本を作成し、その標本上にて計測点を設定し、計測を行なった。
〔結果〕
1.顎骨の発育に関し、A群に比べ、B群およびC群では飼料の硬度による影響が認められたが、全例に認められたわけではなく、対象群と何ら変化が認められないラットもあり、個体差が伺えた。
2.C群に下顎頭頭頂上の扁平化傾向が認められた。
(さらに詳細については現在分析中である)

URL: 

Published: 1995-03-23   Modified: 2016-04-21  

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