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1993 Fiscal Year Annual Research Report

歯冠修復材料が対合歯(乳歯及び幼弱永久歯)の摩耗に及ぼす影響

Research Project

Project/Area Number 05671731
Research InstitutionOsaka Dental University

Principal Investigator

矢尾 和彦  大阪歯科大学, 歯学部, 助教授 (90067041)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 神原 修  大阪歯科大学, 歯学部, 助手 (20067169)
Keywords歯冠修復 / 摩耗試験 / 対合歯 / 幼若永久歯 / 乳歯 / 摩耗
Research Abstract

咬合完成への発育途上にある小児では、歯の解剖学的形態が対合する歯冠修復物による摩耗のために変化すれば、垂直的水平的対合関係が変化し咬合運動顎運動に影響がおよび、顎関節の成長発育に何等かの影響があると考えられ正常な咬合の完成を阻害することが懸念される。特に小児歯科領域では、咬耗が生じ易い乳歯及び幼若永久歯を対象とするためいわゆる対合歯に優しい修復材料が要求される。
修復材料の摩耗に関してはこれまでに多くの報告があるが、修復物(複合レジン)に対合する歯の摩耗に関する研究報告は、Suzuki他の摩擦摩耗による修復材料に対するヒト抜去歯咬頭部エナメル質の摩耗量を調べた報告があるがこれは永久歯を対象としており、修復物(複合レジン)に対合する乳歯、幼若永久歯の摩耗に関する研究報告は認められない。
本研究では、いわゆる対合歯に優しい修復材料の開発をめざし、これまでの摩耗試験の研究から得られた結果よりTaber型に属する改良型摩擦摩耗試験機(2 Body-Tybe,可変負荷型)を製作し、フィラータイプ(材質、硬度、形状、大きさ、粒度分布)の異なる各種コンポジット修復材と、抜去歯のエナメル質(乳歯及び幼若永久歯)との摩耗試験を行いエナメル質および修復材料の摩耗量の測定をおこなっている。摩耗量の測定は計測実態顕微鏡からCCD入力による画像処理法でおこない、摩耗状態はSEMで観察している。現在、幼若牛歯をもちいて適正負荷条件を設定をしており、まだ結論はでていないが実験を継続中である。

URL: 

Published: 1995-03-23   Modified: 2016-04-21  

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