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1994 Fiscal Year Annual Research Report

リグニン類の多彩な生物活性-その構造・活性相関

Research Project

Project/Area Number 05671875
Research InstitutionNagoya City University

Principal Investigator

川添 豊  名古屋市立大学, 薬学部, 教授 (80106252)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 佐伯 憲一  名古屋市立大学, 薬学部, 助手 (60254306)
高橋 和彦  名古屋市立大学, 薬学部, 講師 (40117833)
Keywordsリグニン / 発癌プロモーター活性 / 細胞毒性物質 / 合成リグニン / エイズ / 木質化素材
Research Abstract

(1)リグニン類の抗発癌性および抗発癌プロモーター活性を検討する目的で、7,12-ジメチルベンゾアンスラセン(DMBA)をマウスの皮膚に塗布し(200nmolを週一回4週連続)、プロモーターとしてTPA(5nmolを週2回17週連続)を塗布した際の発癌効率に与えるリグニンの影響を検討した。TPA投与前(30-40分)にフェルラ酸重合体(DHP-FA)を局所塗布した場合には、有意に発癌率が低下し、DHP-FAには強力な抗発癌プロモーター活性のあることが明かとなった。しかし、DMBAに対する抗イニシエーション活性は認められなかった。前駆体フェルラ酸(FA)には抗発癌プロモーター作用が全く見られなかった。一方、リノール酸の自動酸化の抑制作用は、FAにのみみられ、DHP-FAは何等の抑制効果も示さなかった事より、リグニン類の抗発癌プオロモーター活性は抗酸化作用に基づくものではなく、リグニンの高分子構造が何等かの役割をもつと推定された。
(2)抗体HIV活性を有する合成リグニン類をマウスにiv投与して15分後の血清中に、哺乳動物細胞に対する強い細胞毒性物質 cytotoxic factor(CF)が出現する。しかし、30分後には消失した。このCFの細胞毒性は8時間以上の細胞接触が必要であるので、in vivoで毒性を発揮する可能性はない。CFはSODやカタラーゼ、チオ硫酸ナトリュームを共存させても毒性が消失しない事から体内で一過性に生ずる活性酸素類ではない。一方、L929細胞に対する細胞傷害性を指標としてTNF活性を評価したところ、その有意な増加は見られず、また、TNFとは異なりHL60、V79細胞などにも強い細胞毒性を示した。現在その構造を検討中である。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] M.Asanoma: "Inhibitory effect of topical application of polymerized ferulic acid,a synthetic lignin,on tumor promotion in mouse skin two-stage fumorigenesis" Carcinogenesis. 15. 2069-2071 (1994)

URL: 

Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

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