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1994 Fiscal Year Annual Research Report

骨量と骨密度に対する運動の効果

Research Project

Project/Area Number 05680071
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

宮永 豊  筑波大学, 体育科学系, 教授 (90010371)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 宮川 俊平  筑波大学, 臨床医学系, 講師 (10200130)
白木 仁  筑波大学, 体育科学系, 講師 (90206285)
下條 仁士  筑波大学, 体育科学系, 講師 (50206231)
天貝 均  筑波大学, 臨床医学系, 講師 (70193018)
Keywords骨量 / 骨密度 / 運動 / 骨代謝マーカー / ピリジノリン / デオキシピリジノリン / オステオカルシン / DEXA
Research Abstract

骨への運動の効果を検討し、次の結果を得て、さらに継続する。
1.若年者の骨代謝マーカーの測定
フルマラソン参加者を対象とした研究結果では、マラソン負荷は骨形成、骨吸収ともに抑制することが判明した。PTHや血清カルシウム、コルチゾールの相互した影響が出現したものと思われる。さらにこの事実を確認するために合宿トレーニング中の陸上選手を対象とした短期集中負荷による影響を検討しつつある。
2.Dual Energy X-ray Absorptiometry(DEXA)法による計測
若年者の骨量、骨密度を各種スポーツ競技で施行中であるが、種目間の差はあるものの、体重当たりの骨密度は有意な差がある結果は得られていない。継続して施行することにしている。
3.トレーニングによる骨への影響について
大学アメリカンフットボール部の1年生11名を被験者とし、シ-ズン終了時とウエイトトレーニングを施行した3カ月経過時に全身と局所の骨量、骨密度を測定し、比較検討した。さらに筋力での検討も行った。その結果、全身の骨量は変化はなかったが、腰椎や橈骨遠位部などの主として海綿骨の豊富な部位の骨塩量は変化量はわずかではあるが、有意な増加を示した。筋力は膝屈筋、背腹筋で等速性による測定では増加の傾向を示した。このことからウエイトトレーニング開始後の早い時期には皮質骨塩量の変化は少なく、海綿骨に塩量が増加する可能性が示唆された。またトレーニングを中止した後の骨の変動を現在、計測し検討中である。

URL: 

Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

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