1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
05680089
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Research Institution | HIROSHIMA UNIVERSITY |
Principal Investigator |
松田 泰定 広島大学, 学校教育学部, 教授 (10033656)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木原 成一郎 広島大学, 学校教育学部, 助教授 (20214851)
信本 昭彦 広島大学, 学校教育学部, 助教授 (60094695)
東川 安雄 広島大学, 学校教育学部, 助教授 (70116648)
柳原 英兒 広島大学, 学校教育学部, 教授 (60056231)
小林 一久 広島大学, 学校教育学部, 教授 (20017578)
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Keywords | 初等体育カリキュラム / 体育指導 / 現職教員調査 |
Research Abstract |
本年度は,3ケ年計画の最終年度にあたることから,各年度に実施してきた研究成果を報告書にまとめることを主要な目的とした。 まず,理論研究として初年度からの継続研究として行われた文献研究では,(1)戦後の教員養成制度における初等体育カリキュラムに関する研究,(2)英国の初等教員養成機関における初等体育カリキュラムに関する研究,及び(3)研究資料として,Forschen Lehren Handeln“(H. ANDRECS und S. REDL編,Wine 1976)"に収録されている論文“Helmut Altenberger und Hartmut Baumann: Sportelehrer und Berufus-qualifikaitionen"及び英国(イングランド・ウエールズ)ナショナル・カリキュラムの体育作業グループの中間報告(1988)・最終報告(1991)に関する抄訳を行うとともに,(4)国内の研究紀要,日本体育学会大会号,及び体育の科学に収録されている初等教員養成制度及び初等体育指導に関する文献目録を作成した。また,(5)小学校教員養成にかかわる47国立大学を対象にカリキュラム調査を行い,わが国の教員養成における初等体育カリキュラムの現状を明らかにした。さらに,学部学生の初等体育指導における力量性の向上に関する調査研究では,(6)高等学校教育までの既習の授業経験及び学生の体育領域における主体的条件等が体育及び初等体育授業に対する意識に強く関与していることを明らかにしている。以上に加えて,(7)本学部卒業生を対象とする現職小学校教員の体育指導に関する意識調査から,教育養成大学・学部が短期あるいは長期にわたって担うべき役割とそこでの課題を明らかにするとともに,(8)学部教育における初等体育のある方に対する現職教員の意見を資料としてまとめ添付した。
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Research Products
(2 results)