• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

1993 Fiscal Year Annual Research Report

疣贅状表及発育異常症発癌における癌抑制遺伝子Rbの関与について

Research Project

Project/Area Number 05770646
Research InstitutionJikei University School of Medicine

Principal Investigator

竹内 常道  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (00236423)

Keywordsヒト乳頭腫ウイルス / 疣贅状表及発育異常症 / Rb / p53 / proliferating cell nuclear antigen
Research Abstract

HPV5型および8型の塩基配列よりE6,E7を増幅するためのプライマーを設定し,合成した.これらのプライマーを用いてHPV5型のE6E,7の発現クローンを作製した.更にHPV5型についてはE1,E2の発現クローンも作製中である.また疣贅状表皮発育異常症における癌抑制遺伝子の変異の有無を調べ,p53遺伝子およびRb遺伝子に変異を認めないことを明らかにした.更に,疣贅状表皮発育異常症の病変部でproliferating cell nuclearantigen(PCNA)の発現が亢進していることを明らかにし,また,PCNA発現はHPV16型E7によって誘導されることを示した.このPCNA発現の誘導はE7とRbの結合によってフリーになったE2Fを介するものの可能性があると考えられた.今後はHPV5型E7によるPCNA発現の誘導が認められるかどうか,HPV5型E7とRbとの結合について検討を進める予定である.

URL: 

Published: 1995-05-17   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi