1994 Fiscal Year Annual Research Report
萎縮性胃炎とペプシノーゲン、細菌学的検査との関連に関する疫学的研究
Project/Area Number |
05807037
|
Research Institution | University of Occupational and Environmental Health, Japan |
Principal Investigator |
徳井 教孝 産業医科大学, 産業生態科学研究所, 講師 (50207544)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉村 健清 産業医科大学, 産業生態科学研究所, 教授 (20037435)
|
Keywords | 疫学 / ビタミンA / ビタミンB / ヘリコバクター・ピロリ- / 胃癌 / 萎縮性胃炎 |
Research Abstract |
食生活調査票の開発 これまで、食生活調査は食物摂取頻度票を用いて実施されることが多いが、調査票の食品リストは、実際の食生活調査をもとに選定されることはほとんどない。そこで、長期食生活データから食品リストを選定し、より妥当な食物摂取頻度調査票の開発をおこなった。 用いた食生活調査データは、34名の四季16週間の摂取記録法によるものである。毎日、献立内容、それに用いた食品、その目安量を記入してもらった。献立内容、食品はコード化し、目安量とともに、コンピュータに入力し、食生活調査データセットを作成した。各食品の成分表をもとに、各摂取食品ごとに、栄養価計算を行った。 現在、これらのデータを解析中であるが、食品の選定の基礎となる各食品の出現頻度についてみると、34名の出現頻度上位120食品の累積頻度割合は、全食品出現頻度の約80%を占めることが明らかとなった。このことから、これら120食品を調査すれば、食生活状況がある程度評価できることが示唆された。
|