1993 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
05807133
|
Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
林 和生 九州大学, 医学部, 助教授 (20180961)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉岡 洋一 九州大学, 医学部, 教授 (30037361)
|
Keywords | 生体材料 / バイオセラミクス / ハイドロキシアパタイト / コーティング / アルミナ / ジルコニア / 人工関節 |
Research Abstract |
1.ハイドロキシアパタイト(HA)をコーティングした溝付きチタンはコーティングしてないものより術後早期にbone ingrowthを促進し骨伝導能に優れ早期の骨との固着が得られることが判明した。しかし、多孔質チタンに対しては早期には固着力に優れるが長期になると劣る可能性が示唆された。 2.チタン容射であるシールド・アーク容射した凹凸を有した表面にHAをコーティングしても表面は目詰まりせず骨との固着力は多孔質チタンより優れることが判明した。 ラットにおける骨粗鬆症モデル(坐骨神経切除・卵巣摘出)においてHAは、アルミナやチタンより材料挿入後の新生骨形成能において優れていた。 4.犬股関節用反復屈伸運動試験機で一定荷重条件下で生きた犬臼蓋軟骨に及ぼす影響について検討したがアルミナ・ジルコニアなどのセラミックの方がステンレス・バイタリウム(CoCrMo)などの金属より軟骨の磨耗度は少なかった。
|
Research Products
(2 results)
-
[Publications] K.Hayashi: "Comparison of bone-implant interface shear strength of solid hydroxyapatite and hydroxyapatite-coated titanium implants" J.Biomed.Mater.Ras.27. 557-563 (1993)
-
[Publications] K.Hayashi: "Bone-implant interface mechanics of in vivo bio-inert ceramics" Biomaterials. 14. 1173-1179 (1993)