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1993 Fiscal Year Annual Research Report

学校教育におけるコンピュータ利用を対象としたエスノメソドロジカルな研究手法の開発

Research Project

Project/Area Number 05808019
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

大谷 尚  名古屋大学, 教育学部, 助教授 (50128162)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 川嶋 太津夫  神戸大学, 大学教育研究センター, 助教授 (20177679)
Keywords研究手法 / 質的方法 / 授業研究 / エスノグラフィー / エスノメソドロジー / 教育におけるコンピュータ利用
Research Abstract

1.今年度の実施結果
(1)協力校(小・中・高等学校)との打ち合せを行い、3年にわたる開発計画の詳細を決定した。
(2)協力校を定期的に訪れ、コンピュータを用いた授業、クラブ活動等を観察し、校長、教頭、教務・公務主任、教諭らとインフォーマルインタビューを重ねた。それらをもとに、キーワードを付した詳細な記録を作成した。
(3)申請者がカナダで参加していた研究グループのキーワードリスト(約600語)を翻訳して検討し、本研究で使用するキーワードリストの参考とした。さらに日本の学校現場の実情に合わせたキーワードを、観察の過程で必要に応じて追加している。
(4)実際の観察に基づく研究とともに、外国での関連する研究の文献を収集し、検討した
2.得られた知見
(1)この手法の適用によって、コンピュータ教室の環境、授業の中での他のメディアとの関係、他のメディアの役割の変化、コンピュータに関する現職教育等に関する教師の意識の変化やコンピュータの教育利用の概念形成の過程が明かになりつつある。
(2)また、児童・生徒の「探索的学習活動」の発見や、コンピュータを用いた授業特有の授業構成の発見など、従来の授業概念を越えるような新たな知見が得られてきている。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 大谷尚: "学校教育におけるコンピュータの利用を対象とした質的な調査・研究手法の開発" 日本教育工学会第9回大会講演論文集. 9. 440-441 (1993)

  • [Publications] 大谷尚: "主体的学習のためのパソコンの活用" NEW教育とマイコン. 9巻10号. 38-41 (1993)

URL: 

Published: 1995-02-08   Modified: 2016-04-21  

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