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1993 Fiscal Year Annual Research Report

生涯学習をめざした男女共学共修のための技術・家庭科の構造分析と指導法の開発

Research Project

Project/Area Number 05808025
Research InstitutionNagasaki University

Principal Investigator

赤〓 眞弓  長崎大学, 教育学部, 助教授 (40123856)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松原 伸一  滋賀大学, 教育学部, 助教授 (30165857)
Keywords技術・家庭科 / 男女共学共修 / 生涯学習 / 教育内容の構造分析 / 小・中・高の一貫性 / 指導法
Research Abstract

本年度の実施計画どおりに,研究をおこなっている.その成果を以下に示す.
1.生涯学習をめざした男女共学共修のための技術・家庭科の授業を構築するために,ISM教材構造化法を用いて,教育内容の構造分析を行った.教育内容は,学習指導要領および指導書と2社から出版されている教科書から抽出した.そして,【.encircled1.】木材加工,【.encircled2.】電気,【.encircled3.】金属加工,【.encircled4.】機械,【.encircled5.】栽培,【.encircled6.】情報基礎,【.encircled7.】家庭生活,【.encircled8.】食物,【.encircled9.】被服,【.encircled1.】0住居,【.encircled1.】1保育の11の各領域における構造化を行った.
2.1の構造化した図を用いて,各領域間の構造分析を行い,さらに,技術系列および家庭系列の関連について検討した.
3.技術・家庭科の歴史的な変遷から,技術科と家庭科は,その歴史や理念が異なっているということがいわれており,また,教員免許法や教員養成において,技術科と家庭科は,そのカリキュラム等からわかるように別教科として存在していることは明かである.さらに,中学校現場では,生徒は技術・家庭科を一教科として把握したとしても,その担当教員の所持免許および性別によって,技術・家庭科は技術科と家庭科の別教科であるとの認識を植え付けがちである.このような技術科と家庭科のこれまでの歴史的な変遷や基本理念の相違および現状を乗り越えて,中学校の一教科としての理念を打ち出し,それに基づいて内容構成していく手がかりを得た.
4.男女共学共修の視点及び小学校,高等学校との一貫性の面から技術・家庭科の教育内容を再検討した.
5.当初の計画にはなかったが,技術・家庭科の領域の再編成をめざして,現行学習指導要領の教育内容からキー概念を抽出し,それらを10個あるいは14個のカテゴリーを提示して,0から2までの3段階のウエイトづけをすることによって,領域再編成のためのカテゴリー作りを試みている.

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 赤〓真弓、松原伸一: "技術・家庭科における領域の再編成をめざしたキー概念の抽出とその分析" 教育工学会第9回大会講演論文集. JET1993. 224-225 (1993)

URL: 

Published: 1995-03-23   Modified: 2016-04-21  

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