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1993 Fiscal Year Annual Research Report

発展途上国経済成長の内生的諸要因に関する分析

Research Project

Project/Area Number 05832002
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

久保 雄志  筑波大学, 社会工学系, 助教授 (90143156)

Keywords発展途上国 / 成長要因 / 人的資本 / 物的資本 / 実証分析 / 教育投資 / 内生的成長モデル
Research Abstract

内生的成長モデルに基づいて発展途上国の成長の諸要因について分析を行っている。本年度は途上国関係のデータを整備しなおし,世界銀行の世界開発報告,World Tablesなどのデータによって最新の成長関係データを収集した。またユネスコや世界銀行のデータから教育支出のデータを吟味し,適切な人的資本投資の代理変数を模索した。クロスセクションによる分析では,低所得途上国では教育投資は成長に対して有意でなく,物的資本投資が重要であるのに対し,中所得途上国でも物的資本よりも人的資本投資の方が成長に対して重要な影響をもつことが見出だされた。これらの結果は英文論文にまとめられ,現在学術雑誌に投稿中である。
実証分析の環境を整えるため,新しいパソコンを導入し,現在そのシステム設定を進めている。

URL: 

Published: 1995-02-08   Modified: 2016-04-21  

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