1994 Fiscal Year Annual Research Report
中米における胃がんの組織型別リスク・ファクターの研究
Project/Area Number |
06042018
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Research Institution | University of Occupational and Environmental Health, Japan |
Principal Investigator |
吉村 健清 産業医科大学, 産業生態科学研究所, 教授 (20037435)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
GUTIERREZ Ma Gastroenterology Gutierrez Service, San J, Chief
GARCES Migue National Institute of Public Health, Guat, Chief
徳井 教孝 産業医科大学, 産業生態科学研究所, 講師 (50207544)
坂本 元子 和洋女子大学, 文家政学部, 教授 (70049980)
渡邉 英伸 新潟大学医学部, 教授 (70037381)
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Keywords | 胃がん / 中米 / 疫学 / がん登録 / 組織型 |
Research Abstract |
中米の胃がんの疫学的特徴については、がん登録が整備されているコスタリカを除いては、情報が乏しい。そこで、今年度は中米における胃がんの組織型別リスクファクターの疫学的研究を開始するにあたって、胃がんの疫学的特徴を明らかにすること、また、胃がんの組織型別リスクファクターを明らかにする症例対照研究を開始することを目指した。グアテマラにおいては、1980年から1990年までにがん登録に登録された全胃がん症例1228例について検討した。登録ん不完全なため、解析には限界があるが、性比1.6と若干低く、また、組織型別では、男で高分化型腺がん、女で低分化腺がんが多かった。また、最近、最新の胃がん死亡データを入手したので、次年度に検討する。胃がんのリスクファクターの一つとして食事調査は不可欠であるが、中米では、その調査の基礎となる食品成分表が20年前に公表されたもののみであった。今年度の調査で、中米パナマ栄養研究所から許可を得て、1995年に発表予定の食品成分表を入手し、またグアマテラの全生活調査の結果も入手した。 コスタリカでは、コスタリカのがん登録に1985年から1992年までに登録された症例4522例についての情報を、許可を得て入手した。さらに、コスタリカ最大のサンファンデディオス病院外来胃がん患者1461例(1989年〜1993年)についての情報も入手した。両データ共、コスタリカ共同研究者と共にデータの確認作業を続行中である。
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