1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
06044242
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Research Institution | Central Institute for Experimental Animals |
Principal Investigator |
加藤 秀樹 (財)実験動物中央研究所, 遺伝研究室, 室長 (30142053)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
KUNZ Heinz W ピッツバーグ大学, 医学部病理学教室, 教授
GILLIII Thom ピッツバーグ大学, 医学部病理学教室, 教授
伊藤 豊志雄 (財)実験動物中央研究所, 動物医学研究室, 室長 (20106644)
名取 孝 (財)実験動物中央研究所, 移植研究室, 研究員 (00001892)
森脇 和郎 総合研究大学院大学, 副学長 (50000229)
野村 達次 (財)実験動物中央研究所, 所長 (10072399)
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Keywords | 国際ラット命名規約委員会 / Rat Genome / ラット系統 / 凍結保存 / 細胞株 / 遺伝的品質検査 / モノクローナル抗体 / ハイブリドーマ |
Research Abstract |
1.ラット国際命名規約委員会開催準備委員会 平成7年10月にNIH(ベセスダ,メリ-ランド州)においてラット国際命名規約委員会の委員長のT.Gillおよび野村達次,委員のH.Kunz森脇和郎,名取孝および事務局の加藤秀樹が集まって1996年8月にフランスで開催する第2回ラット国際命名規約委員会開催計画を話し合った。会議の議題(案)は,(1)命名規約の改訂,(2)第一回の委員会で設立された各種小委員会の報告,(3)機関紙の編集方針および(4)第3回委員会の開催計画とすることが決定された。 2.発癌実験におけるラットの有用性に関する意見交換 平成7年8月,東京においてNIEHS(National Institute of Environment and Health Science)のDr.Tenant とDr.Maronpot と発癌実験系に有用なラット系統の開発に関して意見交換を行った。 3.ラット国際命名規約委員会機関紙“Rat Genome"編集委員会開催 H.Kunzと名取孝が編集を務める本委員会の機関紙の編集作業を行った。その結果,Vol.2,No.1を1996年2月に発行することが決定された。 4.ピッツバーグ大学由来の細胞株の維持と分与ならびに遺伝的品質検査法の確立 1993年に導入されたモノクローナル抗体産生ハイブリドーマの維持を行った。本年度,国内の大学へ2株を分与した。また,ラット系統に由来する培養細胞について,ラットであることを証明するための種の鑑別方法およびその由来系統の確認のための方法について技術的な方法を検討した。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] H.Katoh: "Rat strains mainted at CIEA" Rat Genome. 1. 14-17 (1995)
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[Publications] K.Yamazaki: "A new-mutaut rat with turning behavior(tur)" J.Heredity. 86. 311-314 (1995)
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[Publications] K.Goto: "Detection of Cilia-Associated Resbiratory Bacillus in Experimenta y and Naturally Infected Miceand Rats by the Polymerase Chain Reaction" Experimental Animals. 44. 333-336 (1995)
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[Publications] H.Kunz: "Charateristics of two wouoclonal autibodies to antijeus of the DA Strain" Rat Genome. 2. 11-13 (1995)