1994 Fiscal Year Annual Research Report
マルチメディア図書館情報システム・ネットワークの構成方式
Project/Area Number |
06045005
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Research Institution | University of Library and Information Science |
Principal Investigator |
田畑 孝一 図書館情報大学, 図書館情報学部, 教授 (50026085)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
NUNZIA Giuse ピッツバーグ大学, 図書館情報学・大学院, 助教授
IDA Flynn ピッツバーグ大学, 図書館情報学・大学院, 講師
CHRIS Tomer ピッツバーグ大学, 図書館情報学・大学院, 準教授
ELLEN Detlef ピッツバーグ大学, 図書館情報学・大学院, 準教授
EDIE Rasmuss ピッツバーグ大学, 図書館情報学・大学院, 準教授
武者小路 澄子 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助手 (00241836)
藤田 岳久 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助手 (50238573)
阪口 哲男 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助手 (10225790)
緑川 信之 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助教授 (70166073)
すぎ本 重雄 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助教授 (40154489)
野添 篤毅 愛知淑徳大学, 文学部, 教授 (60164696)
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Keywords | マルチメディアシステム / 図書館情報システム / 図書館情報ネットワーク / ディジタル図書館 / 電子図書館 / ユーザインタフェース / OPAC |
Research Abstract |
本研究は、平成6年度より3年間の継続課題である。本年度は、本研究にかかわる基礎的課題の調査を中心として以下のように研究を進めた。 1.ピッツバーグ大学よりIda Flynnを招き、マルチメディアシステムの応用に関する議論を行うと共に学術情報センター、国立民族学博物館等を訪問調査した。 2.阪口哲男をカリフォルニア大学バークレー校に派遣し、ネットワークやオペレーティングシステム等のシステムの基礎技術に関する調査を行った。 3.すぎ本重雄をカリフォルニア大学バークレー校、同サンタバ-バラ校、南カリフォルニア大学、ピッツバーグ大学、英国図書館、ツールーズ情報科学研究所に派遣し、ディジタル図書館に関する基礎技術と研究の動向、マルチメディア情報技術、情報の可視化等のユーザインタフェース技術等の調査を行った。 一方、以下のような研究を進めた。 1.書架イメージを持つOPACの開発:これまでに我々の開発したGUIを持つOPACシステムXOPACを基礎として、図書と書架のイメージを利用してブラウジング機能を持つOPAC(SOPAC)を開発した。 2.協調作業支援システムの図書館サービスへの適用:LAN上で利用する協調作業支援システムを開発し、参考サービスへの適用法を「本協調作業支援システムを利用してXOPACを利用者に教える」という実験を30人の被験者に対して行った。この結果からシステムの利用性に関する肯定的な結果を得た。 以上の研究結果、調査結果については、本学で開催したディジタル図書館ワークショップ、情報処理学会他で発表した。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] すぎ本 重雄: "ディジタル図書館へのアプローチ -DL関連研究分野に関して-" ディジタル図書館(ISSN-1340-7287). No.3. 3-19 (1995)
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[Publications] 後藤 清記: "LAN環境における協調作業支援システムとその図書館サービスへの適用" ディジタル図書館(ISSN-1340-7287). No.3. 42-61 (1995)