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1994 Fiscal Year Annual Research Report

計算機による絵画の描画技法とイメージ語との自動対応付け

Research Project

Project/Area Number 06212213
Research InstitutionNara Institute of Science and Technology

Principal Investigator

佐藤 宏介  奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教授 (90187188)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 加藤 博一  大阪大学, 基礎工学部, 助手 (70221182)
Keywords感性情報処理 / 画像データベース / 色彩心理
Research Abstract

絵画のイメージ語(形容詞等)の解析、および解析されたイメージ語に基づく感性データベースの構築、イメージ語を応用した絵画の自動合成を試みた。
問題領域をある特定の作者(水彩画イラストレーター,永田萠)に限定することで描画技法の抽出を現実的なものにし、絵画の計算機による合成や、各種感性量の変化による心理量の変化の実験を、感性情報処理の観点から行った。
A)対象とする特定作者の絵画を多数、作画年、作題とともに収集し、それを画像スキャナーによって、画像データベースシステムを構築した。同時に、心理実験により、イメージ語を画像データベースに与え、B)画像のカラーセグメンテーション処理によって、キ-カラー色の抽出を行なった。これは、画像データベースに登録した。次に、C)キ-カラー色とイメージ語のと相関を統計処理で明らかにし、D)キ-カラー色とイメージ語のと相関により画像データベースを再構築し、E)イメージ語よりキ-カラー色を推定し、絵画を自動合成すした。最後に、F)合成絵画と実絵画との比較心理実験を行ない、G)以上の過程を通して、描画技法とイメージ語との関係の評価した。
本研究で開発した画像データベース(マッキントッシュ用、Think-Cにて記述)は、約600枚のカラー画像を蓄え、従来のキーワード検索とともに「秋らしい」、「春らしい」、「楽しい」などの印象語から内容検索を行える。同時に、印象語から永田萠の描画技法を持ったイラストレーションを自動合成できカラー画像として出力できる。自動描画は、まず背景をコンピュータグラフィクスでグラデーション描画し、永田萠作画のシンボルパーツを切り抜き、背景の上に配置することでイラストレーションを完成させる。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] H.Katayose,T.Kanamori,T.Sakaguchi 他: "Virtual Preformer:An Environment for Interactive MaltiMedia Art" International Conterene on Human Computer Interaction '95. (採録済発表予定).

URL: 

Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

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