1994 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
06267206
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
北原 武 東京大学, 農学部, 教授 (40087573)
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Keywords | Brefeldin A / カルベン付加反応 / アフィニティークロマトグラフィー |
Research Abstract |
ブレフェルディンA(BFA)は糖蛋白が細胞体からゴルジへと転送されていく過程と選択的に阻害しそのBが多様で強力な生理活性発現の原動力となっている。この点を化学的な手段を用い明らかにする一つの方向としてBFA結合費用の精製を目ざしている。そのために通常なBFA誘導体を得てアフィニティークロマトグラフィーを得るのが当面の目標である。我々が最初に検討したのはC_4,C_7値の水酸基の利用である。これをもとにした誘導体数種を調製したが、いずれも極端な活性の低下不安主性のためにカラム担体の調製に成功しなかった。ライトン環の開裂も活性消失につながるため、これらの結果が、C_1〜C_7値の官能基の存在と主体的な環境が生理活性発現に必須であることを強く示唆するものであった。 そこで、三次元的な構造や主体配座や他の官能基に影響が少なく誘導化が可能かとも思えるC_<10>-C_<11>の二点総合に着目し、鎖の延長を検討している。シアゾダトン誘導体の付加る反応を用いて左図のような三色環とし末端のX(=COOHなど)の官能基から適度なスペーサーを付与して目的物を得るものである。現在付加条件の検討、収率等の再活性の確認を行なっている。
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Research Products
(1 results)
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[Publications] 北原 武,他: "Synthesis of Both the Enansiomers of Asenostatin P_5(Sarcinic Acid),and lnhibitor of Myeloperoxidase Release,and Four Diastereomers of Aggreceride A,a platelet Aggregation lnhibitor" Biosci.Biotech.Biochem.59. 78-82 (1995)